歩行者利便増進道路(ほこみち)指定に伴う占用者の公募

更新日:2024年10月06日

松江市では現在、歩きたくなる空間づくりとにぎわいの創出を進めています。中心市街地エリアビジョンを令和4年3月に策定し、松江駅からL字のラインで松江城まで抜けていく沿道のにぎわいの確保、中心市街地活性化を行うべく、職人商店街や、30年ぶりに復活した土曜夜市等の取組を進めているところです。

そのうちの、松江駅前の150メートルの市道を「ほこみち」として、今回、指定しています。この「ほこみち」というのは道路法に基づく、にぎわいのある道路空間を構築するための制度です。この場所の指定を受けると、柔軟な道路占用が可能になりますし、また、長期的な道路占用、通常は5年ですが最長20年までの占用が可能となります。そのほか、道路占用料が減免できるといったメリットもあります。

松江市は、今年7月22日に、JR松江駅のすぐ近くの市道の部分を「ほこみち」に指定しており、資料P22の図の、延長150メートル、幅3.6メートルの赤い部分で、松江駅から西へ、高架の下のところを通っていくような場所になります。この「ほこみち」の指定は、山陰では初めての取組となります。ここを使いまして、占用して事業を営んでいただく方を今回募集するものです。本日から募集要項をホームページに掲載し、10月25日から11月6日までの間に計画書を提出していただくこととしています。実際の占用の開始は来年の1月初旬の予定です。

申請者の条件は、居住地、所在地は問わず、個人でも法人でも構いません。ただ、周辺の道路維持管理に協力いただける方とします。計画期間は5年以上10年以内の範囲、占用物件はデジタルサイネージや置き看板、ベンチ、ランプ、案内標識、オープンカフェ、キッチンカー、販売ブース等について設置できます。占用料は、通常の占用料より9割減免となります。

この部分を活用していただいて、たくさんの方ににぎわいをもたらしていただけるような、そういったアイデアを募集します。にぎわい空間を継続的に創出してくださる方のご応募をお待ちしています。

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