姉妹都市・珠洲市訪問
姉妹都市である石川県珠洲市への訪問を計画しています。
御存じのとおり、珠洲市は今年1月1日に発生した能登半島地震で被災し、その後も豪雨災害等により、復旧・復興の途中にあります。松江市は姉妹都市であることから、市職員を派遣し復旧・復興支援に当たっている状況です。今般、1月1日に被災されてからは初めて、私が直接珠洲市を訪ね、現状把握と今後の支援の在り方について珠洲市長と面談できればと考えています。
日程は11月6日、私のほか吉金市議会議長、政策部、防災部等の職員と共に訪問する予定としています。資料P13は今年9月に発生した奥能登豪雨の被害状況で、これは珠洲市に限ったものです。人的被害として死者3名、負傷者9名。住家被害は、全壊あるいは床上・床下浸水もあり、仮設住宅も1棟17世帯が床上浸水といった状況です。聞きますと、地震からの復興が進んでいた矢先にこうした豪雨被害に見舞われ、復興に向けたモチベーションを高く保てない状況もあるようで、そういった意味では、我々からしっかり激励させていただく必要があると考えています。避難者は、この豪雨被害に伴って10か所、61人。また、地震に伴って12か所で101人、さらに市外への二次避難が64人という状況です。応急仮設住宅は、今回の豪雨被害に対応する形で100戸確保されていますが、これに先んじて、地震被災対応として1,389戸という状況です。
本市からは、先ほど申し上げたとおり技術職員2名を派遣しており、4月以降、震災復興支援に従事していましたが、9月の豪雨被害を受け、豪雨被害の対応にも従事しています。今後の追加支援について、現在、珠洲市と話を進めており、豪雨被害に係る罹災証明業務の職員が不足している状況にあると聞いています。松江市は、1月の地震発生以降、罹災証明業務を千葉市と共に当たっていたので、このときと同じフォーメーションで再度派遣することを検討しています。この点についても、今回、珠洲市長とお会いして調整したいと考えています。
また、市民の皆様にご協力いただき、奥能登豪雨災害に対する義援金を募っています。10月17日時点で30万9,000円の義援金をいただいています。また、ふるさと納税による災害支援の代理寄附受付については、10月18日時点で275万円の寄附をいただいています。ご協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
今後も珠洲市に対する復興支援、職員派遣、義援金、ふるさと納税の代理受付、被災者の住宅受入れ体制の確保などの支援を継続していきたいと考えています。早期の復興・復旧に向け、被災地のニーズを踏まえて柔軟に対応していきたいと考えていますので、市民の皆様のご理解のほどよろしくお願いいたします。
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政策部 広報課
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更新日:2024年11月01日