姉妹都市・珠洲市訪問(報告)
先般、11月6日に姉妹都市石川県珠洲市を訪問してまいりましたので、その報告です。
目的としては、能登半島地震、そして奥能登豪雨災害の被災地の支援をしていますが、今後の支援に向けて、その状況を確認するものでした。私も珠洲市の泉谷市長とは、電話では何度もお話ししていましたが、震災後は初めてお訪ねし面会をさせていただきました。市議会議長も一緒に面会をさせていただきました。
資料に載せているのはその時の写真ですが、一言で言うと、予想していたよりもかなりひどい状況でした。まだ復旧・復興が進んでいないというふうに見えましたし、実際、珠洲市長にいろいろ話を聞いてみると、震災が1月に発生して、そこから復旧・復興が大分進んできていたが、そこを、心を砕くような形で豪雨災害が襲ったということで、市民の皆さんは深い失意の中にあるとおっしゃいました。これまで継続して松江市職員を支援に派遣していることにお礼の言葉をいただいたほか、松江市に対する引き続きの支援、協力要請もありました。
珠洲市は現在も継続的に支援を必要としている状況にあり、地震のみならず、非常に大きな豪雨災害がありましたので、いまだに復興・復旧に至っていないということがわかりました。今後も、復興に向けてかなり時間がかかると思いますので、松江市としても長期的な支援を行っていきたいと考えています。
もう一つ、やはり自分事として捉えていく必要があると思っています。島根半島は能登半島と同じ半島部ですので、仮に孤立集落が発生するような、あるいは避難が長期化せざるを得ない場合に、どういった対応をする必要があるのかをあらかじめ押さえていくことが重要だと再認識したところです。島根半島部の防災対策と避難生活長期化の場合の準備を今後、意識的にやっていく必要があると考えています。市民の皆さんには、引き続き松江市として職員派遣等の支援を行ってまいりますので、ご理解、ご協力のほど、何とぞよろしくお願いいたします。
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更新日:2024年11月28日