現地決済型ふるさと納税「ふるさとりっぷ」サービス開始
ふるさと納税は、先ほどのクラウドファンディングとはちょっと違い、松江市外にお住まいの方に、ふるさとである松江、あるいは松江に関係が特段なくても、ふるさと納税をしていただくことにより、返礼品をお送りします。
このふるさと納税を現地決済型でできる「ふるさとりっぷ」というサービスが開始され、それを松江市が導入することとしました。「ふるさとりっぷ」の開発事業者は市内のIT企業で、12月16日からサービスを開始される予定です。この「ふるさとりっぷ」は松江市が全国で初めて導入するものです。これは、例えば旅館、ホテルでの宿泊とか、居酒屋でのお食事とか、和菓子作り体験といった、いわゆるモノではなくて「コト消費」を返礼品にして、それをふるさと納税という形で寄附をしていただいて、交流人口の拡大と寄附額の増加につなげていくというものになります。
仕組みとしては、旅行者・市外の方が松江市に来ていただいて、例えば自分が食べたいものがあるレストランが「ふるさとりっぷ」の登録をしていれば、その場でふるさと納税ができるという便利なシステムになっています。資料11ページに例示していますが、そのお食事代が5,000円であったとすると、寄附額は1万6,700円になります。返礼品は寄附額の3割という基準がありますので、数字が最初から明らかになります。1万6,700円が寄附額だと、5,000円が使える金額ということになりますので、使い残しなく、この5,000円を使っていただくことができます。通常の食事代は現金やカードでの支払い、QRコード決済などありますが、その支払い方法の選択肢の一つとして、この「ふるさとりっぷ」、ふるさと納税での支払いができるというものです。ふるさと納税をされると、最終的に確定申告時に税額が控除されます。皆さんの所得がこれぐらいあって、これぐらいの範囲で寄附をすれば税額控除によりお得になるだろうということを考えていただくと、支払い時に「ふるさとりっぷ」を使うことにメリットがあると思われる方もいらっしゃると思います。
資料12ページはふるさとりっぷの利用の流れです。松江を訪れた方がふるさと納税という形で決済したいということであれば、QRコードを読み取っていただきますと、その場で納税のクーポンが出てきて、そこで支払い完了となります。寄附方法については動画を作成していますので(資料13ページのQRコードより)ご覧ください。
現時点で利用可能な施設は資料14ページのとおりですが、随時加盟店を募集しています。ご希望があれば商工企画課までご連絡ください。よろしくお願いいたします。
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更新日:2024年12月25日