こどもまんなか松江プラン(松江市こども計画)パブリックコメント募集
「こどもまんなか松江プラン」は、令和5年4月に施行された「こども基本法」に基づき策定する「松江市こども計画」で、松江市ではこの計画の名称を「こどもまんなか松江プラン」としています。今回の計画は、ゼロからつくるということではなくて、既存の「松江市子ども・子育て支援事業計画」を改訂する形でパワーアップ、バージョンアップしてつくるものです。誰のためにつくるのかというと、「こども」という名前がついていますが、全てのこどもはもちろん、若者、子育て世代の大人のために策定するもので、計画期間は、令和7年度から5か年です。
計画策定にあたっては市民の皆さんから多数、意見をいただきました。ありがとうございました。昨年8月から松江市社会福祉審議会児童福祉専門分科会において審議を進めてきましたが、それに併せてウェブアンケート、小・中学生、高校生等にもアンケートをさせていただき、合わせて1,000件近くの回答をいただきました。また、対面のヒアリングも実施しました。これらの意見・ヒアリング内容等を踏まえて審議を重ね、今回、「こどもまんなか松江プラン」の案ができたところです。
「こどもまんなか松江プラン」は、本市の総合計画「MATSUE DREAMS 2030」の中にも入っている「ここに生まれてよかった ここで育ててよかった」を基本理念としています。全てのこども、若者の皆さんが将来にわたって幸せを実感して生活でき、自分の意見を自分で伝えることができる「こどもまんなか松江」をめざしてまいります。
計画の基本方針を3つ掲げています。1つ目が「みんな大切 みんな幸せ」、個人が尊重される機会の充実。基本方針2つ目が「生まれる前からおとなになるまで」の切れ目のない支援。基本方針3つ目が「誰ひとり取り残さない」きめ細かい支援です。
それぞれ基本方針の中身について、簡単に触れます。1つ目、個人が尊重され活躍できる「みんな大切 みんな幸せ」については、こどもの権利の大切さについて大人に伝えるための出前授業を設ける。あるいは楽しい遊び場やこどもたちが安全に過ごせる居場所を充実させる。全天候型の遊び場の充実などを図る。まち全体で子育てを応援する機運醸成を図る。やりたいことに挑戦する若者を応援する仕組みを作る、例としてMATSUE起業エコシステムをこれからも運用していきます。そして、いい育児の日、松江の子育ての日である11月19日周辺で「子育ての日キャンペーン」をこれからも行ってまいります。2つ目の「生まれる前からおとなになるまで」の切れ目のない支援については、ライフステージに応じて示しています。松江市が昨年度設置したこども家庭センターによる赤ちゃんやお母さんの心身のケア・相談支援。放課後子ども教室など放課後も安心して過ごせる場所の提供。また、子育てAIコンシェルジュなどを利用し、子育て期の皆さんにとって充実した子育て支援情報が届くような仕組みをつくってまいります。3つ目の「誰ひとり取り残さない」ニーズに応じたきめ細かい支援については、コーディネーターの配置などヤングケアラーの支援。「ふくしなんでも相談所」による一人一人の困り事に寄り添った対応。生活困窮世帯の学習支援などによる貧困な状況にある家庭の支援などを行ってまいります。こういった取組など計画に掲げている本市の具体的な支援策は、資料P12のQRコードからサイトにアクセスできますので、詳しくはそちらも併せてご覧ください。
こういった計画の内容について、今回、パブリックコメントの募集をします。実施期間は1月27日から2月12日まで、応募方法は郵送、ファクス、メール、あるいは持参いただいても構いません。この「こどもまんなか松江プラン」は、資料P13のQRコードからご覧いただけるほか、市役所行政資料コーナーや各支所、こども政策課でもご覧いただけます。皆さんからのご意見をお待ちしています。
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政策部 広報課
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更新日:2025年01月31日