マイナ保険証と医療費受給者証の一体化

更新日:2025年03月26日

3月26日からマイナンバーカードが医療費受給者証として利用できるようになります。全国的には令和8年度、1年後の4月からが本格運用開始ですが、島根県内では、松江市、出雲市が先行自治体ということで手を挙げ、今年度中に運用開始するものです。

これまでは、病院で受診するときに、窓口でマイナ保険証か健康保険証と、紙の医療費受給者証の2つを提示しなくてはいけませんでした。これが、3月26日からマイナンバーカード1枚だけで受診できるようになります。ただし、マイナンバーカードをマイナ保険証として利用登録することが必要ですので、まだ登録されてない方は、厚生労働省ホームページを参照の上、ご登録ください。

一体化できる医療費受給者証は、子ども医療費受給資格証等、資料P15に掲載しているものになります。3月31日時点の予定になりますが、利用できる市内医療機関は31件、薬局は12件となります。松江市立病院、日赤などを含め、利用できる医療機関は、松江市のホームページに既に掲載していますのでご参照ください。

この導入により、市民の方としては、紙の受給者証を持ち歩かなくてもよくなる、受給者証を忘れた場合にもう一度来院していただくとか一時的に医療費を負担していただくことがなくなります。医療機関にしても、受給者証資格情報の手入力作業がなくなって事務が削減される、資格過誤請求の減少などによって事務負担が軽減されるというメリットがあります。自治体としても、資格喪失などの情報が即時に反映されるので、過誤請求が防げる、複数の受給者証を持つ場合の優先順位が自動的に判断され、給付の適正化が図れるといったメリットがあります。

非常に簡単に使えますので、ぜひ病院でマイナ保険証を使っていただければと思っています。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 広報課
電話:0852-55-5125
ファックス:0852-55-5665
お問い合わせフォーム