質疑応答
(山陰中央新報)ドラマ館について、(オープン初日が休日ということで)注目をされている人も多く、たくさんの人が来られると思いますが、入場制限であったり、皆さんに気持ちよく見てもらえるような対応はされるんでしょうか。
(上定市長)おっしゃるとおり、5月17日というのが(ドラマ館開館)初日であり、松江市役所のグランドオープンを5月16日に予定していますので、そのシリーズイベントということでドラマ館も開館をします。今回、いろいろな調整の結果として円井わんさんに来ていただけることになりました。ですので、たくさんの方に来ていただけることと思います。たくさんの方に来ていただいた場合に、どうしてもそのキャパシティといいますか、立ち見できる面積も限られていますので、入場制限をさせていただくことがあり得るといった点については、あらかじめご理解いただきたいと思っています。トークショーの様子は、マーブルさんで放送もしていただくことになっていますので、いろんな楽しみ方をしていただければと思いますし、3月31日までドラマ館は少なくともやっていますので、また折を見て、少し空いているタイミングなどを見計らって来ていただくのもいいかなと思っています。
(山陰中央新報)(ドラマ館について)セキュリティ面など課題があるかと思いますが、その後の休日の開催についてどのようにお考えでしょうか。
(上定市長)今のところドラマ館については平日のオープンを予定しています。9時から4時半ですので、必ず市役所の職員か代理の者がいる状態での観覧ということを想定しています。休みの日も、ニーズが今後あれば検討したいと思っているんですが、さすがに誰もいない状態で見て回っていただくというのは、セキュリティ上も問題があります。そうしますと、警備員を配備する、あるいは市の職員が休日に出勤するといった時に、当然コスト面も考える必要があります。有料化するというつもりは今のところありませんが、今後のニーズに応じて、観光資源として非常に大きなインパクトがあれば、ある種の費用対効果ということも語りやすくなるかと思いますので、今後、まずは平日のみでスタートをして検討していきたいと思っています。
(山陰中央新報)八雲月間の官民連携について、企業、民間との連携の重要性に関して改めてお考えをお聞かせください。
(上定市長)小泉八雲とセツの存在は、今回の(連続テレビ小説「ばけばけ」)放送と共に始まったわけではなく、当然、小泉八雲とセツが出会った街という、松江にはそういった称号というかブランドが、これまでもあったわけですが、それを市民の皆さんのものとして、また松江市が、小泉八雲ゆかりの街なんだということを域外の人にも認知していただくというのが、「ばけばけ」に大きなきっかけをいただいた、そのメリットになってこようかと思います。小泉八雲が教えてくれることというのは非常に多くあり、これまでも小学生向けの五感を感じる授業や、ヘルンをたたえるスピーチコンテストという英語で暗唱するようなイベントというものもやってきました。これら行政が主体となってやっているものも多数ありましたが、今後、小泉八雲とセツの顕彰を持続的に続けていくというためには、官民一体となって、市民の皆さんも一緒に、小泉八雲とセツの存在を改めて知り、またそれを皆さんに広めていくという活動が必要になってくると思います。今回、先ほどご説明したようなイベントの開催支援も3年前からやらせていただいており、また今回ご用意した小泉八雲月間のイベントについても、ほとんどが民間が主体で行われているものです。当然、行政としてもバックアップし、持続可能性を高めていきたいと思っていますし、民間の方の新たなアイデアに我々も協力、参画して、行政だけで小泉八雲やセツをどんどん活用していく、機運を高めるのではなく、皆さんに実際に参加していただいて、松江市全体として、ばけばけの効果を取り込み、また1段ステップアップ、レベルアップしていく、そのタイミングにあると思っています。ぜひイベントの補助金についても絶賛募集中ですので、たくさん皆さんに関心を持っていただいて、手を挙げていただければと思っています。
(山陰中央新報)5月6日に福島県のマイクロバスによる交通事故が発生しましたが、今回の事案を受けて、松江市、松江市教育委員会として新たな支援策を講じる考えはありますでしょうか。
(上定市長)松江市の場合には、いわゆる学校の公式大会、中学で言ったら中体連のような大会については、個人で移動するのが難しい、公共交通機関の利用というのが難しい場合に、バスの運行費用を全部じゃないですが補助をする制度があります。その時には、貸切バスですので、松江市の市営バスであったり、一畑バスであったりで、2種免許を持った専門のドライバーに運転をお願いするということがこれまでもありました。当たり前のことですが、部活動等で移動される児童生徒の皆さんの安全の確保というのが当然第一、移動の時に事故がない、危険がないという前提のもとで遠征に出かけていったり、対外試合に行っていただくということが基本だと思います。そのため、信頼できる貸切バスの専門ドライバーの方にお願いするというのが筋だと思いますが、当然そのお子さんを、自家用車で会場まで運ばれる、あるいはそのお子さんの友達を部活の時に同乗していただいて、その会場まで行かれるというケースもあります。部活動で移動を伴う場合にどのように現在運用されているかということは、実は今、学校に対して調査をかけていまして、その結果を踏まえた上で今後検討というのは考えていますが、安全を確保することが一番ですので、それが損なわれるような運用がないことを確かめられればと思っていますし、仮に注意するような事案があれば、今後、運用を改めるべく指導等をしていきたいと思っています。
(山陰中央新報)(部活動移動の運用に関する)調査(の範囲)は、小学校、中学校が主体でしょうか。
(上定市長)大体、中学生が広域的な移動があるということが多いので、中学校と、あとは皆美が丘女子高校もありますので、それらについて、今、調査対象として実態を調べているところです。
(山陰中央新報)スポ少での送迎というパターンでも、保護者さんが大変な思いをして送迎していらっしゃると思いますが、その辺の支援というところはどうお考えでしょうか。
(上定市長)今、何かこう制度を作って支援というところまでは考えていませんが、実際の運用などを踏まえた上で、そういった声があれば検討していきたいと思っています。
(山陰中央新報)先ほど制度として補助金、助成金を設けているというお話がありましたが、それを拡充されるというお話はありますでしょうか。
(上定市長)場合によってはあり得るとは思っていますが、今、何か安全が損なわれるような運用がなされているという認識は少なくともありませんので、何か新しい策を補助金としてつけなきゃいけないという認識がもしできた場合には検討していくというつもりです。
(山陰中央新報)(部活動移動の運用に関する)調査の期間はいつからいつまででしょうか。
(上定市長)目下やっていまして、来週にもまずはその回答を受けて、それを取りまとめていく作業になります。若干時間はかかるかと思いますが、早いところで必要であれば、具体的な対策等についても検討していきたいと思っています。
(NHK)先月30日に島根原発2号機で核燃料を支える支持金具について、テスト用の模擬部品を30年余りにわたってつけていたという事態があったということですが、発生時に(市長も)コメントを出されてはいますが、改めて受け止めを教えていただけますでしょうか。
(上定市長)まず、安心安全が損なわれるような状況で原子力発電所が運営・運用されるということはあってはならないものと考えています。今回のいわゆる逸脱案件についても、危険性を伴うものという認識を持っていますので、こういった事態が恒常的に生ずるようなことは当然あってはならないという認識です。その中で、立ち入り調査も島根県と一緒に4月30日でしたか、にさせていただいていまして、原因の究明を図ってもらうように求めているところですし、またそれも受ける形でですが、原子力規制庁、原子力規制委員会に対しても、その原因の究明に伴って必要な措置を講じるような指導であるとか、必要な対策を求めるように我々からも働きかけているところです。今回の事象に関わらず、原発が再稼働を去年の1月にしたという前提が崩れるようなことがあってはなりませんので、そういった意味でも厳格に調査をしていただいた上で、それに対する再発防止策というのも提示をしていただく。また原因、結果等がわかれば、それに合わせて立ち入り調査なども行いたいと考えているところです。
(NHK)立ち入り検査の結果報告を職員から受けて、市長としてどう感じられましたでしょうか。
(上定市長)立ち入り調査をして新たに発覚した事実というのは正直ありません。中国電力からの報道の通りですが、発表があった内容についてなぞらえて確認をしたということになりますので、調査の結果を職員から聞いて何かということはありませんが、いずれにしても、早期の原因の解明や、再発の防止というのが大きなポイントだと思いますので、その点については今後もしっかりフォローアップをしていきたいと思っています。
(NHK)30年以上にわたってこの誤った部品が付けられていたことに対して、やはり市民の方、県民の方で、不安になった方はすごく多いと思います。改めて、何を重点に中電に求めていきたいとかというところに関してはいかがでしょうか。
(上定市長)当然のことながら、原子力発電所の稼働の前提というのは、市民の皆さんの安心と安全の確保につきます。ですので、安全という意味では、当然具体的な物理的な安全対策が必要になるわけですが、気持ちの面で、しっかりと満足できるような、安心できるような材料を中国電力から提示をしていただく必要があると思っています。当然、原子力規制庁などの監視も含めてですが、中国電力が原子力発電所を運用するにあたって、我々が安心できるというふうな状況をつくるためには、原因の究明ももちろんですし、再発の防止策というのも急務として求められるものですので、今後の進展についても注視をしていきたいと思っています。
(NHK)中国電力の安全性の確保というところは、少し揺らぐ部分もあると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そこに関して市長としてはどのように思っていらっしゃいますか。
(上定市長)これから原因の究明がありますので、その内容に応じて、私としても中国電力に対して求めていくことになり、原子力規制庁等、内閣府等に対して求めていくことも出てくるかもしれません。いずれにしても、まずは原因の究明と再発防止策の提示を待ちたいと思っています。
(山陰中央新報)(島根原発)2号機のことで、今いろいろとトラブルが続いている中で計画される2号機のプルサーマル発電について、今回の事案が、そのスケジュールに与える影響というものがあるかないかを伺えますでしょうか。
(上定市長)まず、安全性の確認ができなければ、そもそもその原子力発電所が通常通り稼働している状態というのは、その安全性が語れません。再三申し上げています安心安全が確保されてこそ原発が稼働しており、その稼働している中でプルサーマルの発電というのも行われていくことになりますので、当然影響がないとは言えないです。今後どれぐらいのタイミングで実際の原因究明がなされていくのか、再発防止策というのが徹底されるのか、といったところについても併せて見ていく必要があるものと考えています。
(山陰中央新報)三菱マヒンドラ(農機の解散)の関係で、早い方でいくと5月末に退職されると伺っています。現場でのいわゆる再就職支援の現状を伺えますでしょうか。
(上定市長)就職支援チームというのをつくり、ハローワークや島根労働局等も島根県も一緒になって、まずは求人の募集をしてきました。そこで、相当の数の求人の会社数も、実際求人の数もいただいているところで、今そのマッチングを図り始めています。4月25日、26日にはポリテクセンターで合同説明会というのを開いていますが、100社を超える参加、三菱マヒンドラの社員の方も100名を超える方が来場されていまして、いわゆるマッチングというのを図り始めているところです。 5月末の退職者というのが予定されていますので、そこに向けて、これからあと少しの間ですが、さらにマッチングを図っていくということもそうですし、今後、全体で言えば900人の方が新たな職を見つけていく必要がありますので、順次そのマッチングについては精度も高め、できるだけ現在の従業員の方たちの希望に沿う形で再就職の支援ができればと思っています。たくさんの方にご協力いただいて、求人数という意味では期待を上回る求人を寄せていただいていますので、その点は皆さんにも非常に感謝しています。かといってまだマッチングが図れている状態までは、まだ途中ですので、今後も気を抜かずに、再就職支援についても取り組んでいきたいと思っています。
(山陰中央新報)市では県と協力して、下請け協力企業の販路拡大もされていると思うんですけども、そちらの方の状況というのを伺えますでしょうか。
(上定市長)いろいろメニューを作りまして、それこそ域外に出かけていっていろんな商談会に出る場合、そういったPRの機会については補助を出させていただくということを制度として設けています。もちろん、その制度を活用していただいて販路拡大を図っていただいているところもありますが、目下のところ、これから実際生産が止まりますので、そうすると部品の供給などが、今後、壊れた時だとか補修をしなくてはいけない時に必要になります。そういった補修用部品の製造というのを、今の三菱マヒンドラの下請け企業の方が精力的に進めていらっしゃるところです。そうなるとどうしてもマンパワーが割かれる面があって、制度は設けさせていただいているんですが、積極的に活用していただいて、どんどん販路の拡大を図っていくって言うのは物理的に難しい状況にもあります。実際アドバイザーの方とも契約をしていて、代理業務といいますか、皆さんに代わって販路が拡大できるような、その会社が持っているノウハウだとか、どういったところに強みがあって、それがどことマッチングを図れるか、これは部品の供給だったり、半製品のやり取りということになります。今後具体的にその販路を拡大するにあたっての橋渡しというものの機能を強化していきたいと思っていますし、先ほど申し上げた部品の製造供給というのが一段落すれば、各企業ともある程度余裕が出てくるところがあると思いますので、販路拡大の方に力を入れることができるのではないかと、それも継続的に支援していきたいと思っています。
(山陰中央新報)過去の会見で、事業者の方の意見を聞いた上で、必要であればさらなる支援策というのを考えていかれるという考えを示されています。この表明から大体2ヶ月過ぎたところで、さらなる支援策の必要性を今段階で感じておられますでしょうか。
(上定市長)いろいろ話は聞いていまして、まだ例えば補正予算で云々というところの数字まで詰めているわけではないですが、今後の検討も含めて、これはしていくべきものというふうに思っています。今、再就職の話と、あるいは販路拡大のところというのがある程度進捗が見られると思います。それはつまり、我々が取り組んだ対策について効果が上がったかどうかということが少しずつ分かってくると思いますので、その効果の内容に応じて、さらに予算措置的な支援を、予算を伴わないものもあるかもしれませんが、具体的な支援については継続して検討していきたいと思っています。
(山陰中央新報)男子テニスの錦織圭選手が今季限りでの引退を表明されました。改めての受け止めと印象に残っているようなプレーがもしあれば伺えますでしょうか。
(上定市長)私もテニスをやるものですから、私がアメリカにいる時にちょっと自慢してたのは、錦織圭選手と同郷ですよということのみならず、錦織圭選手と同じコーチに習っていましたと言うと、必ず「おぉ!」と言ってもらえました。(その際)お前すごい選手だろうと言われるんですが、そうでもないと説明するのがまた厄介でした。今は亡くなられましたが、柏井さんというコーチに私も高校の時ちょっと習っていたので、そのうん10年後に、圭選手が柏井コーチに見出されて、そしてまたアメリカに渡ってこれだけの成果を残されたということは、本当に松江市民の誇りだなと思います。2014年に全米オープンで準優勝された時に、松江市からも市民栄誉賞なり何なりという打診はさせていただいているんですが、その際にはまだ現役を続けられるのでということでお断りをいただいたという経緯もありました。しかし、その後の活躍を見ても、やはり我々が本当に勇気や元気をいただいて、もちろんまだ引退までまだ期間がありますので、実績を上げていただいて今に至っていらっしゃるというのは、市民の皆さんともその功績を、何らか讃えられないかという気持ちは強く持っています。これは島根県などと一緒になって、今後、錦織圭さんができればこちらで、いろいろテニスを通じて貢献をさらにいただくことを私もお願いしていきたいと思っていますし、ぜひこどもたちにとっても、夢を叶える象徴的な存在だと思いますので、そういった登壇の機会なども設けていただけるとありがたいなと思っています。
(山陰中央新報)先日、島根県知事会見の中で、県民栄誉賞の授与なども検討されているという考えが示されました。市として、例えば名誉市民ですとか、何らか顕彰するようなお考えはおありということでよろしいでしょうか。
(上定市長)はい、検討していきたいと思っています。
(読売新聞)中東情勢の悪化によるナフサの不足をめぐって、一部の自治体では買いだめなどで品薄になっている状況があるという報道もあります。指定ごみ袋を購入できないとか、そういった問い合わせがどれぐらいあるかとか、一部ではそのほかの素材への代替を決めた自治体もあるということで、そういったことを検討されているかなどお伺いできますか。
(上定市長)今の段階で何か市民生活に大きな影響を及ぼし、そのために例えば予算を措置しなくてはならないということについて具体的に検討はしていません。ただ、ご指摘のような原油、石油、石油製品については、ホルムズ海峡の状況等にもよって大きく変わりますので、注視していく必要があると思っています。市民の皆さんの生活の中で、何かご不便が生じているということがあれば、市民部等に対して直接問い合わせをいただければと思っていますし、また、それを受けて必要な予算措置等についても検討していきたいと思っています。
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更新日:2026年06月26日