質疑応答
(山陰中央新報)6月補正予算全体の考え方として、まず初めにマヒンドラの関係があって2月補正で対処されているんですが、今回それが6月補正がなかったという理由、お考えを伺えますか。
(上定市長)三菱マヒンドラ農機が9月末をもって農業機械生産事業から撤退するということが発表されたのが3月2日だったと記憶しています。その後、速やかに、当時開会中であった2月議会に補正予算の追加提案をさせていただきました。従業員の皆様が、再就職を円滑にしていただくための支援であったり、また協力企業の皆様が販路拡大等を通じて売り上げを維持できるような、そういった支援をさせていただいています。あるいは、設備投資を新規になさる場合の補助等についても、県と連携して制度のつくり付けを行いました。総額で1億円弱の補正予算を追加提案させていただき、3月に議会を通していただきました。速やかに対応させていただいて、2月議会において議決もいただいていますので、その後も、協力企業等に対して継続的にフォローしていまして、ニーズ等も聞いていますが、今回の6月議会において、三菱マヒンドラ農機の事業撤退に係る補正予算の必要はないものと判断しています。ただ、今後の状況の変化に応じてですね、そこは柔軟に対応していきたいというふうに思っていまして、県とも連携して必要な対応について速やかに図っていくという方針に変わりがありません。
(山陰中央新報)「ばけばけ」後の観光政策対策というのもあると思いますが、これは当初予算である程度つけておられて、その上で今回6月補正にはなかったというところについてお考えをお伺いしたいです。
(上定市長)ばけばけの予算についても、3,000万円を超える予算を、本年度の当初予算で計上させていただいています。ばけばけの効果を一過性に留まらせず、持続可能な松江の魅力発信につなげていくということが非常に重要だと考えており、今月は、この1日から小泉八雲月間というのをスタートさせていますが、そのための費用も含めて、2月議会で議決をいただきました当初予算に盛り込ませていただいていますので、今回、補正予算で追加計上するということはしていません。
(山陰中央新報)今回の6月補正の全体の考え方というのを改めて伺えますか。
(市長)6月だからということではないですが、補正予算というのは、その場その場で必要になった政策について、速やかに円滑に実行していくための予算ということになります。当初の予算では見越せていなかった、追加でかかってきた減額もありますので、実際は事業が何らかの理由により実行できなくなったというようなことも含めて、追加予算というのがあります。ちなみに、昨年度と比べますと、昨年は4月に松江市長選挙がありました。ですので、選挙前の段階では、骨格予算とかですね、肉付け予算という言われ方をしますが、昨年は選挙後の初めての議会で補正予算をある程度厚めにつけたと。逆に言いますと、当初予算の方で骨格の予算を組んでいたというところがあります。今年はそうした選挙年ではありませんので、真に必要な予算について追加計上すべきものを補正予算に計上させていただいているということです。
(山陰中央新報)今回(補正予算が)700万円しかないところでいくと、諸々の市政課題というのは当初予算で現段階でいくときちんと対応できている、できるだろうというところでのものかと思いますが、9月補正に向けて、例えば予算化する必要があると考えるような市政課題というのは具体にありますでしょうか。
(上定市長)現時点で9月補正に必ず計上しなくてはいけないというものを念頭に置いているわけではありませんし、仮に補正予算で計上すべきものがあれば速やかに計上する必要があり、6月の予算にも計上が出てきているかもしれません。今の段階で柔軟に今後も対応していくための補正予算については、当然計上させていただいた上で、また議会と議論をさせていただきたいと思っていますが、当然のことながら、財政的に、必ずしも潤沢といいますか、どんどん使っていくことが、市政を進めていくというそれだけではありませんので、いろいろなところで工夫をしながら、限られた財源を最大限効果が発揮できるように使っていこうと考えています。質問に戻りますと、今の段階で補正予算で今後つける必要があるということを確定しているものというのは手元にはありません。
(NHK)一昨日、調査結果が発表された島根原発の模擬部品の公表結果について。30年余りにわたりテスト用の模擬部品が使われていたという問題で、核燃料の冷却効率に関する値が、中国電力社内で定めた値を合計3374日下回っていたと発表されました。このことを受け、立地自治体の市長としてはどのように感じていますでしょうか。
(上定市長)まず、原子力発電所の稼働の前提というのは、私ども立地市において、当然のことながら市民の安心安全が確保されることと考えています。そうした中で、市民の安心と安全が揺らぐような事態があることは看過できるものではありません。当然のことながら、そういった事象が生じたという疑いがある場合も含めて、徹底的に調査をしていただいた上で、それが発現すること、再発することがないという予防策について、十全に講じられる必要があると認識をしています。6月8日の日に、島根県と一緒に立ち入り調査をすることにしていますので、そこで状況についての確認をした上で、我々として必要な対策等についても講じていくということになりますが、前提として思っているのは、なぜこの事象が生じたかということの徹底的な確認と、それに対する再発予防策で、我々が安心してその稼働を受け入れられるのかどうかといったところの判断というのが必要になってくるかと思っています。当然、我々のみならず、島根県や原子力規制委員会等の判断も踏まえた上で、必要な対応、措置を講じていきたいと思っています。
(NHK)やはり、この安心安全文化を揺るがすような問題があってはならないというようなところはあると思いますが、引き続き中電にはどういうことを求めていきたいとお考えでしょうか。
(上定市長)まずは何か事象が生ずる前に、当然十全な安全対策がとられるべきものだと思っていますし、万が一何か事象が生じた場合には、速やかな、我々に対する連絡報告と、それについての原因の究明等が当然求めるべきものと感じています。これまでも以前からプルサーマルの話もありましたので、市民の皆さんに十分な説明になるように、当然我々からも働きかけてきたわけですが、今回こうした事象も生じていますので、本件についてどういった原因だったか、あるいは今後どういった対応をするのかということについても説明がなされてしかるべきと考えています。
(NHK)今日の午前、中国電力の社長が、プルサーマル発電について説明会を開く意向を示したと聞いていますが、そこについての受け止めはいかがでしょうか。
(上定市長)我々からも、これまでも申し入れをしてきていますので、それが具体的な形で実施に向かわれるということは、当然実施されるものと思っていましたが、歓迎すべきことだと思いますし、プルサーマルの事例だけでなくてですね、今回の(模擬部品の)事象についても十分な説明がなされるべきと捉えています。
(NHK)プルサーマルの件も、今回の問題もそうですが、不安な方はいると思います。市長として、その住民の方の思いを汲んで、住民説明会を開くという意向に対して、こういうことを求めていきたいとか、どういう説明会を期待するかというところについての考えはいかがでしょうか。
(上定市長)もちろん、これまで起こった事象であったり、今後そのプルサーマルの必要性であったり、プルサーマルを行うにあたっての安全性が確保されているといった内容について、わかりやすく市民の皆さんに共有していただくというのがまず最も必要なものだと思います。 かつ、市民の皆さんの反応も含めて、時期先にありきではなくて、十分な説明がなされて、市民の皆さん等との会話が、対話がなされたということまで含め、最終的にそのプルサーマルの導入の時期であったり、今定期点検で止まっている状態ですので、それがどの段階でまた再稼働するのかといったことについては判断がなされる必要があると考えています。
(山陰中央新報)今日、原子力安全文化の日ということで、(中国電力の)中川社長も(誓いの)鐘をならされましたが、今回の(模擬部品の)トラブルですとか、それ以前もいろいろトラブルが発生していまして、現段階で中国電力に安全文化が根付いているかどうかというところの所見を伺えますでしょうか。
(上定市長)現状で我々が求めている十分な安全文化の醸成がなされているとするなら、今回のトラブルは発生していないと思います。不断の努力という言葉もありますが、何より再稼働に同意している前提というのは、安全安心な原発稼働の体制であったり、そのための人員であったり、整っているということを前提としていますので、松江市としても、市民の皆さんの実際の安全だけでなく、安心できるという状況が担保されていることが再稼働の当然の前提と捉えています。トラブルが起こること自体が、問題視すべきことだと思いますが、そのトラブルが起こった時に、その内容の大小も踏まえた上でですが、速やかな対応がとられ、また再発の防止策が十全に施されて安心できると、安全だということを身をもって感じられるというような状況を作り出すのが、やはり安全文化が醸成されているという状況だと思います。何においても安全が確保されるように、不断の努力を重ねていただく必要があるものという認識です。
(山陰中央新報)改めて、今回の事象がプルサーマル発電に、開始時期も含めてですが、与える影響があるとお考えですか。
(上定市長)市民に対する安全意識、市民が持っている意識が確保される必要があると思いますので、原因究明がとりあえずなされた状況かもしれませんが、まだ我々立ち入り調査もこれからですので、その状況を把握した上で、また今後、プルサーマルについての説明会等も実施されるでしょうから、そういった状況も見極めた上でと思っています。質問にダイレクトにお答えするなら、今後のいろいろな説明会であるとか、対応というのを踏まえてのものになりますので、プルサーマルについての中電側の対応として、影響がないとは思っていません。影響があると思っています。
(山陰中央新報)宿泊税の徴収が始まって半年が今過ぎました。今現状でのいわゆる徴収額ですとか件数など、伺えますでしょうか。
(上定市長)手元に金額があるわけではないですが、予定とたがわず推移していると伺っているところです。かつ、特に去年の上期というのは、大阪万博の影響もあって、少し松江市内の宿泊が落ち込んでいます。後半になってばけばけ効果などもあって戻してきていると。ただ、宿泊者数が急激に伸びているわけではないので、そういう意味でも見込みとあまり変わらない、若干上振れだと思いますが、宿泊税についても徴収することができているという認識を持っています。
(市民税課長)宿泊税の収入実績についてのご質問ですが、令和7年度の収入実績については、現在、最終の集計作業中でして、正確な数字をまだお答えする段階ではありませんが、令和7年度の予算額が約6,000万円です。この金額を概ね確保できると考えています。
(山陰中央新報)(宿泊税の徴収が始まり、)事業者側ですとか、あるいは宿泊客の方からトラブルだとか不満の声というのは届いておりますでしょうか。
(上定市長)特段聞いていませんし、私自身も、松江しんじ湖温泉の団体であったり、あるいは玉造温泉であったり、話を聞く機会がありますが、そこで何か特段混乱するような事態が生じているということも聞いていません。ただ、特に観光客数がさらに今後も増えていくことも想定され、嬉しい悲鳴ではあるんですが、宿泊客の方に、より快適に過ごしていただいて、宿泊税の目的というのが、やはりリピートしていただくと、快適な宿泊環境があり、また来たいと思っていただくというところにつなげていく必要がありますので、観光宿泊事業者の皆様とは、今後の宿泊税のあり方等についても含めて、主体的に松江市として検討していきたいと思っています。それともう一つ。松江観光協会が新たな体制でスタートしています。観光協会が、これまではどちらかというと松江市と同じように、行政に近い組織体の中で、これまで決められた観光イベントをこなしてきたというようなところが実際はあったんですが、今後は主体性を持って、能動的に、宿泊観光事業者の皆様とともに、宿泊税の活用の仕方、今後の観光施策を考えていく主体にシフトしていくというのが狙いですので、それも実現できるように松江市として、バックアップ、サポートしていきたいと思っています。
(山陰中央新報)今回、(宿泊税が)財源の一部として観光協会の人件費にも充てられています。現段階で観光協会が役割を果たせているかどうかという点について伺えますでしょうか。
(上定市長)そもそも観光協会が、例えば閑散期の対策であったり、今後宿泊税の活用をするにあたって主体的な役割を果たしていく、ということについて決めた上で、宿泊税の徴収も始めているというところがあります。実際、組織体制については、COOの方を採用して走り始めたところですので、今の段階でその期待した全ての機能が果たせているとは思っていませんが、今後、当然そういった民間事業者の皆様との膝詰めでの会話等も通じてですね、観光協会としてなすべき施策について順調にこなしていくものと、着実にこなしていただけるものと考えています。
(山陰中央新報)今回、宿泊者の方から(宿泊税を)徴収する上で、どのように使われて、どういう成果があったかという検証をする考えはありますか。
(上定市長)まずは少し大局的に捉えますと、宿泊税を何に使って、その費用対効果がどうだったのか、宿泊者の方に満足していただいて、またリピートして宿泊したいと思っていただくという循環、流れが宿泊税を使ってできているのかということについては検証していく必要があると思っています。
(山陰中央新報)(三菱マヒンドラ農機の事業撤退の決定から) 3ヶ月が経過して、現段階で再就職が決まっている方の人数とか現状を伺えますでしょうか。
(上定市長)松江市として、三菱マヒンドラ農機の従業員の方に対してのアンケート調査を実施しています。これは全員の方にすべからく回答いただけているわけではないので、回答いただけている方が79人、そのうちの21人の方が就職先が内定したと回答されています。ご案内のとおり、松江だけで300人、だいたい山陰地方合わせて460人ぐらいですので、実際その人数全部追い切れているわけではないんですが、かつ、その5月に退職される方の人数というのが明確に三菱マヒンドラから聞いているわけではありません。ですから、数字として評価するのは難しいかもしれませんが、一定数の方の再就職先については確保しており、今後も他の従業員の方の就職先について確保できるのではないかと期待しています。その中で、例えば聞こえてきている声としては、いわゆる失業保険が、これまで何年勤めたか等によりますが最低でも90日でますし、長い方であったら330日でたりもするので、そういったところを見ながら就職活動をやっていらっしゃるという傾向は見受けられます。これは前回、一畑百貨店が閉店した時にも同じような傾向が見受けられたので、直ちにその5月末をもって皆さんの再就職先が決まるという状況にはないものと捉えていますが、先ほどのように、少なくとも21人の方はもう再雇用が決まっているという状況は、明るい材料として受け止められるのかなと判断しています。
(山陰中央新報)今回の再就職というのが、今、ハローワークですとか産業雇用安定センターで行われていますが、一方で、マヒンドラさんの方での求職に届いている求人だとか、あるいは個人での就職を進めておられるなど、今、いろんな手段がある中で、なかなか再就職状況の進捗管理、把握が難しい状況にあるのかなと思います。そのあたりについて、マヒンドラさんとのやりとりですとか、市の方からもうちょっと情報を上げてほしいといったやりとりといいますか、そういうことはされておられますでしょうか。
(上定市長)しています。 松江市としても、自分たちで情報を把握するべく、アンケート調査を、これもネットなんかで簡単に回答できるような形にしていまして、ご協力をお願いしているということになります。
(山陰中央新報)過去の会見でも、誰一人取り残さないということをおっしゃっていたんですが、市として何をもってゴール、チームを閉じるかという判断をするというものが現段階でありますでしょうか。
(上定市長)今後の景気の動向等にも大いに左右されると思いますし、今、ホルムズ海峡でナフサに関係するような塗料の産業とか影響を受けているというものももちろんありますので、一概に今の段階でチームを閉じたり、もう一回作ったりとか、そういった話はなかなかしにくいですが、状況については、市のものづくり産業支援センターでかなり細かくローラー作戦で協力企業、下請企業の状況も確認しています。その一つ一つの確認を踏まえて、今後必要な支援策について、もちろん補正予算を組んでいくということもあるでしょうし、ある程度先が見えて、経済環境も良くなって、結果としてマヒンドラという文脈では活動しなくても良くなるということも考えられると思います。求められるのはやはり柔軟に、その場その場の状況をしっかりファクトファインディングをした上で、適切な対応を実行していくことというふうに捉えています。
(山陰中央新報)最後に1点だけ、(三菱マヒンドラの)跡地利用について、その後、三菱重工さんとのやりとりですとか、情報というのは何か入ってきておりますでしょうか。
(上定市長)継続的にやりとりはしていますが、何か具体的な話として今検討しているものはありません。
(日本海テレビ)先ほど島根県さんと一緒に島根原発のへの立ち入り調査をすると言われていた日付は6月8日ですか。
(上定市長)8日月曜日です。
(日本海テレビ)おまっちぇお買物券について、国の臨時交付金を活用するという形だと思いますが、予算はいくらでしょうか。
(商工企画課長)予算は全部で12億円ほど計上しています。
(山陰中央新報)ばけばけのドラマ館について、オープンから半月が経ったかと思いますが、現状での入り込み状況はいかがでしょうか。
(上定市長)5月17日にオープンして、初日は771名の方に入っていただきました。非常に好評といいますか、皆様に訪ねていただいて、満足して帰っていただいていると聞いています。平日のみのオープンとなっていますが、大体平均で500人前後の方に毎日お訪ねいただいていると聞いていますし、今後も、まだ半月のところですので、まだ来ていただいていない方には、松江市役所にいらっしゃる折に立ち寄っていただければと思っているところです。
(山陰中央新報)(ドラマ館の)土日の開放については、ニーズに応じて検討するとおっしゃられたかと思います。松江市に対して、土日祝日を開けてほしいという要望は上がってきているんでしょうか。
(上定市長)市役所自体は土日も中に入れる形になっていて、一定の方に、例えば6階の展望スペースに来ていただいたりもしています。もちろん(ドラマ館が)開いていれば、楽しんでいただけるのではないかと思いますが、実際にどれぐらいの方が入ってこられているかということは、今継続的に追っかけているところです。その実績としてどれくらいの方に来ていただいて、これは類推というか推計になりますが、どれぐらいの方に実際ドラマ館に入っていただけそうなのかというのは、これからデータが整ってくれば分析はできると思います。一方で、入り口だけ開けて、あとはお好きに楽しんでくださいというわけにはいきませんので、通常の美術館、博物館であれば必ず人を置いていたり、当然のことながら電気をつけたり、空調を入れたり、そういった費用が必要になってきます。今回入場無料ということで設定させていただいているので、財政面等と相談をしながらやっていく必要が常に行政としてあります。その辺についても今後分析をした上で、必要かどうかという判断を総合的にしていきたいと思っています。
(山陰中央新報)試験的に土日をドラマ館に入れるようにするというお考えはあるでしょうか。
(上定市長)あり得ると思います。それこそイベント性のあるものとの組み合わせで。5月16日に新庁舎オープンしまして、だんだんテラスも有効に活用していきます。親和性等もあると思うので、そのイベントの種類にもよると思いますが、仮に、ばけばけをテーマにしたようなイベントを開催することがあれば、それに合わせて日にち限定で、そういった希少価値もPRしながら、「ばけばけ」ドラマ館も土日でオープンしますので来てくださいというようなイベントの誘客の仕方はあろうかなと思っています。
(山陰中央新報)(小泉八雲関連の)イベント開催補助金(への申請)がこの間締め切られたかと思います。昨年、25件の申請があって、今年は5月末のところで7件という申請だったようですが、この件数自体についての受け止めをお伺いできますか。
(上定市長)実際、たくさんのご応募いただいた時期、これ2年前からやっていますので、それをもう実施をそのまましていただいているようなものもありますので、要はばけばけのイベントの数も全体として増えています。いろいろなコラボレーションを市民の方、また団体の方がしてくださっていて、それがあるので、今回の例えば小泉八雲月間というのもできています。たくさんの主体の方に様々な多彩なイベントを主催していただいているというのが、小泉八雲月間のこれまでになかった取り組みの特徴だと思います。市民の方にも手を挙げていただいて、その補助金をうまく活用していただいて、というように思っていますが、今のところで、何かそのばけばけに関連するイベント等で不足があるというか、十分に足りていない部分があるというような認識は持っていません。さらなる盛り上げのために市民の皆さんに手を挙げていただくべく、追加募集等についても考えていきたいと思っています。
(山陰中央新報)今のところでいつ追加募集をかけるかという時期的な想定というのはあるんでしょうか。
(上定市長)今の段階で何か具体的にあるわけではないですが、それこそ今回、小泉八雲月間もスタートしましたので、またそのいろんなイベントにおいても、我々の方からPRもできると思います。そう言った皆さんからのご関心を踏まえた上で必要な、これもお金の話ですので、どんどんばらまきでしていくという趣旨ではなく、有効に活用していただける方の有望な事業に対して補助金を出していくということについては、今後も検討していきたいと思っています。
(山陰中央新報)(イベント補助金の)申請の7件がどうなったか、採択されたかということは、公表していただけるでしょうか。
(観光振興課長)7件、ご申請いただきました関係については、どういった事業を採択をさせていただいたかと、その事業概要もわかるような形で公表をさせていただきます。
(山陰中央新報)大手前駐車場のところ、バス停の辺りまですごく平日でも(駐車を待つ車の)行列ができていると思いますが、臨時駐車場を設けるという話について、考えはありますでしょうか。
(上定市長)大手前駐車場については、これまでも何度も議会でも話をさせていただいていますので、繰り返しになりますが、実際見てらっしゃらないかもしれませんけど、観光に来ていただける市外の方には、松江城の近隣にもたくさん駐車場がありますので、そちらに回っていただいて、早めに停めていただいて、松江市内を周遊していただくように、歩いて観光していただけるように働きかけは行っています。ただ、どうしても大手前駐車場というのが一番お城に近い駐車場になるものですから、そこに都会から来た方が、そのまま並ばれるというケースがたくさんあります。私の肌感覚からすると、大体30分以内で皆さん駐車場には入っていただけるので、それぐらいの時間だとお待ちになっても仕方ないかなと思ってしまう部分もあるんですが、実際は近隣に同等のといいますか、そんなに離れてない場所に駐車場もあるものですから、誘導員がそちらに促すようにしているところです。もちろん、ゴールデンウィーク等の本当のピーク時であったり、小泉八雲のイベントがあったり、そういった場合には臨時の駐車場を確保して、これも当然松江市として財政負担をしての話になりますが、利便性を高めていくというのは、状況を見ながら柔軟に対応していこうと思っていますが、観光にお越しになる方も、少し離れたところかもしれませんが、十分に停めて楽しんでいただける駐車場もありますので、我々からもそういった発信については引き続きしていきたいと思っています。
(山陰中央新報)スポーツコミッションについて、設立から1年が、5月で経ったかと思います。現状だと、大きな成果というところでいくと、まだまだこれからなのかなと思うんですが、その辺についてはいかが受け止められているでしょうか
(上定市長)スポーツコミッションの成果というのはどういう点で捉えていらっしゃるでしょうか。
(山陰中央新報)成果というと、大会の誘致だったりですとか、合宿の誘致というところ、まだ検討段階ではありますが、開催はできていないと思います。そび点についてはいかがでしょうか。
(上定市長)まず、スポーツコミッションというのは、そもそも松江市がスポーツを中心としたまちづくりをしていこうという中で、例えばスサノオマジックの試合を見に来ていただくだけ、あるいはその全国大会や中国大会が松江市内の体育館や運動場で開催されるだけ、ではなく、松江のいろんな魅力を、そのスポーツの機会を通じて知っていただいて、そこから例えば飲食の需要だったり、宿泊の需要だったり、につなげていくということで組織しています。これまでも数回にわたってスポーツコミッションの協議体でいろんなイベントをやっていて、先般は、100人ぐらいの方に集まっていただき、意見交換もさせていただきました。そういう意味で、具体的にスポーツを中心にしたまちづくりという機運を盛り上げていくという体制が整い、今まではなかなか情報共有ができてこなかったスポーツ関係者と宿泊観光事業者の皆さんの意思疎通なんかもできるようになってきています。スサノオマジックが昨シーズンは出雲でしたが、松江で2シーズン前にやっている時には、来ていただいたブースターの方に近隣の飲食施設で使えるような割引券を渡したり、バスケを見た後に街に繰り出していただくというようなこともやっていました。ですので、まず一つの大きな成果として、これまでスポーツという軸でなかなか求心力を持ってまとまりきれていなかったところが少しずつ形になり始めているというのがあります。この10月にはスサノオマジックがこちらに帰ってくるということもありますので、それも大きなきっかけにして、具体的な誘客、あるいは合宿の誘致等につなげていきたいと思っています。この間もスポーツコミッションの協議会をやっていますが、そこでも示したとおり、今、5件について具体的に検討を進めているところで、全国各地から合宿のニーズなんかも聞こえてきているので、その中で具体的に決まったのは1件だけですが、それをさらに具体性を高めていくというか、実際にスポーツコミッションの仕組みを通じて、使っていただいた方にはワンストップサービスでいろんなことが便利にできるはずなんですが、ここをこうしたほうがいいんじゃないかというふうなアンケート調査等も含めて声を聞く予定にしています。それでブラッシュアップをした上で、全国のスポーツをやっていらっしゃる皆さん、観戦する方等の意向を踏まえた上でのブラッシュアップが今後もできていくのではないかなと思っています。
(山陰中央新報)その大会と合宿の誘致というところについてなんですが、宿泊業者さんからは、冬場に特化して、いわゆる閑散期の対策として、冬場の大会だったり合宿を誘致してもいいんじゃないか、そういう取り組みをもっと強化してもいいんじゃないかという声もあるんですがそこについてはどうお考えでしょうか。
(上定市長)声はいろいろあると思います。
(山陰中央新報)いわゆる中海、宍道湖、大山圏域というところでの、スポーツを通じた連携についてはどのようにお考えでしょうか。
(上定市長)圏域で連携していけばいいと思っています。
(BSS)先ほどから観光の話が様々出ています。その玄関口である松江の駅前について、来年度以降具体的なデザインを出すというところがスケジュール感かなと思うんですが、今年度、現状のところで何か進んでいるものがあったり、市民への公開説明だったりのようなところは何かお考えがあるか伺えますでしょうか。
(上定市長)今、項目としては大別すると4つぐらいについて検討を進めていっています。まだ検討を始めている初期段階ですので、具体的な結論に近づいていくそのプロセスにおいて、市民の皆さんとの共有ももちろん必要だと思っていますし、必要があれば、そういった協議組織みたいなものについても検討していく必要があると思っています。今検討しているものについては、結構物理的な実情を確認するものが多く、1例を挙げれば、松江駅前から北の方に、川沿いに直接出られるような動線があるのが好ましいと。今は地下を通って出ることになるので。また、川のせせらぎが聞こえるような状況ではないものですから、そういったところをいかに改善していくか。そのためには、今はない地上の横断歩道を、スクランブルかわかりませんが、作らないといけないですし、そうすると、バスの侵入経路にもなっていますので、今のところで出入りが必ずしも十分でない。ですので、それをどういうふうな解決ができるかというのを、道路管理者、これは県だったり、あるいは公安委員会、警察等と協議を始めています。そういった、まずはパーツといいますか、具体的にこの法律によってこうだからというようなところをしっかり精査をして、最終的には当然判断が入ってくると思います。物理的な事情、法律等を確認した上で、判断する際には、市民の皆様と問題意識を共有させていただき、それが最終的に今2つの案が提示されていますが、全てじゃないですが、この案のこの部分は物理的にちょっと無理なことがわかったっていうのもあり得るでしょうし、踏み込んでこういうことができることがわかったというような結論にも結びつくと思うので、最終的には駅前デザインを決めていくにあたって非常に重要な要素になってくると思っています。
(BSS)そういった物理的なところがある程度見えた段階、次の活用についてというのは、それがある程度具体的になってからという形ですか。
(上定市長)そうですね。実際一畑百貨店の跡地について、何かその4つの項目の検討を待っているということでもなくて、松江市が持っている土地ではないものですから、自分たちで動かしていくということが非常にしにくいですけども、一畑電鉄グループの方でですね、何か新しい動きがあれば、それを何か検討するまで待っててくださいと言っているわけでもないので、そういった動きがまた出てくれば、並行して検討していくということは大いにあり得ると思います。
この記事に関するお問い合わせ先
政策部 広報課
電話:0852-55-5125
ファックス:0852-55-5535
お問い合わせフォーム






更新日:2026年06月26日