姉妹都市

更新日:2024年01月24日

松江市では、現在国内の3市1町(兵庫県宝塚市・石川県珠洲市・広島県尾道市・愛知県丹羽郡大口町)と姉妹都市提携を締結して交流を進めています。

石川県珠洲市

珠洲市との交流は、『出雲国風土記』の国引き神話の中に、八束水臣津野命(やつかみずおみづぬのみこと)という神が都都の三埼(つづのみさき。能登半島の珠洲岬)を引いて縫いつけたのが三穂の埼(みほのさき。現在の美保関町)であると書かれていたことが縁で、昭和63年3月30日に旧美保関町との間で姉妹都市提携を締結したのが始まりです。

また、平成24年10月には『災害時相互応援協定』を締結し、両市のつながりを深めることになりました。

兵庫県宝塚市

宝塚市とは、特急やくもの宝塚駅停車がとりもつ縁で、昭和42年8月1日に姉妹都市提携を締結しました。

姉妹都市となって以降、スポーツや文化、教育などの幅広い分野で交流が進められ、現在まで続いています。

姉妹都市提携45周年を迎えた平成24年には、『災害時相互応援協定』を締結し、両市のさらなるつながりを深めることになりました。

広島県尾道市

尾道市とは、平成24年2月5日に姉妹都市提携を締結し交流を進めています。

尾道市は、旧東出雲町との間で平成6年5月に『産業文化友好交流都市』提携を締結して交流を進めてきた経過があり、姉妹都市提携の前から関係が深い都市といえます。

また、平成24年10月には『災害時相互応援協定』を締結し、両市のつながりを深めています。

中国やまなみ街道(中国横断自動車道尾道松江線)の全面開通により高速道路で結ばれたことで、今後さらなる交流が期待されます。

愛知県丹羽郡大口町

大口町は、「松江開府の祖」堀尾吉晴公生誕の地であることから、堀尾公を通じた民間の交流が重ねられていました。

平成19年からの松江開府400年祭をきっかけに交流が一層盛んとなり、松江城国宝化に向けた署名活動や堀尾吉晴公の銅像建立にも多大なるご協力をいただくなどの取り組みが後押しにつながり、平成27年7月8日、松江城国宝指定が決定しました。これを好機と捉え、平成27年8月29日に姉妹都市提携を締結しました。

これから、産業、歴史、文化、教育など様々な分野で交流・連携を図ってまいります。

調印式当日の様子

平成27年8月29日(土曜)、島根県民会館にて調印式は執り行われました。

大口町からは議会議長、堀尾史跡顕彰会会長、丹羽ライオンズクラブ会長、大口町長をはじめ29名が、また松江市からは議会議長、松江堀尾会会長、松江湖城ライオンズクラブ会長、松江市長をはじめ82名がそれぞれ出席し、鈴木雅博町長と松浦正敬市長により盟約書が交わされました。

続いて、大口町議会木野春徳議長と松江市議会山本勝太郎議長による記念品交換が行われました。

大口町からは、世界有数の工作機械メーカーが立地していることから、その技術を駆使し、堀尾公の像をアルミニウム版に工作機械で切削したアルミプレートが贈られました。

松江市からは、国指定の伝統工芸品「出雲石灯ろう」の原材料である来待石に松江城を刻んだインテリアライトが贈られました。

(写真左上及び右上:調印の様子、写真下:記念品交換の様子)

背後には金の屏風が立てられ、赤のテーブルクロスが敷かれ、お祝いの壇上花が置かれた席につき調印を行う鈴木町長と松浦市長の写真
席の前に立ち握手を交わす鈴木町長と松浦市長の写真
アルミプレートとインテリアライトをそれぞれ胸に抱く木野春徳議長と山本勝太郎議長の写真

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