市内小学校における自転車交通安全教育の実施について(受付日:2025年4月22日)
寄せられたご意見
市内小学校における自転車交通安全教育の実施について、要望申し上げます。
松江市の条例では、学校において適切な自転車教育を行うとされていますが、私の子どもが通う小学校では、これまで自転車教室などが実施されたことがありません。児童たちはルールやマナーを十分に理解しないまま、自転車に乗っているのが現状です。現在、自転車に関する罰則は強化されていますが、教育は家庭に委ねられています。しかし、例えば「13歳未満は歩道を通行してよい」といったルールなどを保護者が把握していないことも少なくなく、全ての生徒が正しい知識を学べていないのが現状と思われます。
中学校では多くの生徒が自転車通学を始めます。小学校のうちに基本的なルールをしっかり学ぶ機会を持つことは、命を守る上でも非常に大切だと考えます。
先生方のご負担が大きいことも承知しています。警察や地域の交通指導員、保護者との連携により、学校の負担を最小限にしながら教育の機会を確保していただけたらと思っております。
ご意見に対する回答
本市の自転車交通安全教育につきましては、「松江市自転車安全利用条例」(平成26年8月施行)において、「学校長及び児童・生徒の保護者は、自転車利用者の発達段階に応じた自転車の安全利用に関する教育及び自転車の防犯対策に関する教育を実施するよう努めるものとする」と定めており、松江市教育委員会では、警察署をはじめ関係機関と連携を図りながら各校への指導、支援を行っているところです。
市内の全ての小学校では、5、6年生の保健の学習において、自転車の安全な乗り方や自転車の日常点検の大切さなどについての授業や交通指導を行っているほか、学校によっては、松江警察署や交通安全対策協議会、交通指導員、PTAなどにご協力をいただき、自転車を使った実技を伴う交通安全教室も実施しております。
ご意見を踏まえて、現在行われている交通安全教室の好事例を紹介するなどして、地域の皆様と一体となった自転車交通安全教育の取組みが、市内各校に拡げられるよう努めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2025年06月12日