市立小中学校へバカロレアPYPとMYPを取り入れてほしい(受付日:2025年6月24日)

更新日:2025年08月05日

寄せられたご意見

市内の小中学校にバカロレアPYPとMYPを取り入れて頂きたいのです。

高知県香美市立の小中学校に公立の小中学校としては全国で初めてバカロレアPYPとMYPが取り入れられました。岡山県備前市立の小中学校もバカロレア候補校になった様です。全国的にもバカロレアは広がりを見せていますが、山陰でバカロレアPYP、MYPを導入している学校はありません。他県では幼稚園の時からバカロレアを導入している園もあるといいます。日本海側でもはやくバカロレアが広がってほしいと思います。

加えて、鳥取県大山町や江府町が実施している中学生向けの短期語学留学の機会を設けて頂きたいです。江府町では春休みの1週間をニュージーランドに、大山町では7月下旬~8月中旬の夏休みの10日間を、米西海岸やハワイに希望者を募り定員を10名前後で決定していて、毎年定員を上回る希望者があり好評との事です。

公立の中学生が、自治体のバックアップの下、公平にエントリーできるというのは素晴らしいと思います。ぜひこの様な機会を松江でも設けて頂きたいです。

ご意見に対する回答

国際バカロレア教育につきましては、世界に通用する論理的思考力や表現力、コミュニケーション能力の修得などに関して、国内外で高く評価されているものと認識しております。

本市においても、その採用について初期的な検討を行っておりますが、必要となる教育施設の整備・改修にかかる費用や、教員を育成するために求められる高度な研修の実施などが障壁となり、導入には至っておりません。

また、本市では、中学生向けの短期語学留学の機会は設けておりませんが、小中学生が英語でのスピーチを競う「松江市長杯小中学生イングリッシュコンテスト」や、小学生とALT(外国語指導助手)が英語を通して交流する「松江イングリッシュキャンプ」、友好都市である韓国・晋州市の中学生と松江市の中学生がホームステイを通して交流する「松江市・晋州市中学生交流事業」を実施しております。

さらに、市立皆美が丘女子高等学校国際コミュニケーション科の生徒は、研修旅行として台湾を訪問し台北市立大学の学生と意見交換するなど、国際的な視点に基づいた教育活動を展開しています。

こうした取組みを継続し充実を図るとともに、本市の児童・生徒が国際感覚を身に着けることのできる機会や手法について検討してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
お問い合わせフォーム