インバウンド誘客のための体験型観光について(受付日:2025年7月25日)
寄せられたご意見
令和5年に観光庁がインバウンドの高付加価値旅行者を誘客するため、国が集中的に支援するモデル観光地を11地域選定しその中で島根が選ばれました。
しかし令和6年1〜10月で消費拡大につながる外国人延べ宿泊者数は島根県は47位だったとの記事が掲載されています。
これは大変不名誉なことで単にアクセスが悪いで片付けては良い問題ではないと思います。松江は歴史と文化の町で観光では見る所はあっても「体験」が弱い部分だと思います。資料館や美術館など見る施設はあっても何かを体験できる施設やアクティビティが圧倒的に不足しているように感じます。
ご意見に対する回答
ご提案いただきましたとおり、「松江ならでは」の体験の提供は、内外から観光誘客を図るうえでのポイントとなるものと認識しております。
本市では、伝統的なものづくりを支える「匠の技」を見て・触れて・体験できる店舗を「線」で結び、まちのにぎわいと職人文化が息づく「職人商店街」を創出すべく取り組んでおります。これまでに、市内の6店舗が、「職人商店街」の一角としてリニューアルオープンし、八雲塗の絵付けやそば打ちなどの体験メニューを提供し好評を得ております。
また、市内の観光事業者が提供する、抹茶体験、和菓子づくり、出雲民藝紙の製作などの体験型コンテンツのほか、「松江市インバウンド推進協議会」(注)が企画する、畳づくり体験、醤油蔵の見学、酒蔵の視察と試飲をはじめとする体験型観光ツアーも人気を博しております。
本市には、先人が今日まで大切に守り受け継いできた、世界に誇るべき「ホンモノの日本」が数多く残っています。今後も、「松江ならでは」の非日常体験ができるよう、「職人商店街」の創出や体験型観光ツアーの企画に努めるとともに、効果的な情報発信を通じて、内外からの誘客を促進してまいります。
(注)市内の観光・宿泊事業者や交通事業者、物産事業者と行政が連携して立ち上げた協議会
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2025年11月06日