水郷祭の有料観覧席について（受付日：2025年8月18日）

先日行われた水郷祭の有料席について、他の方からも意見が来ているとは思いますが、去年より拡大したことで市民が締め出しにあっていました。あまりにも拡大しすぎですし、高い価格設定に驚きました。反対意見はなかったのでしょうか。観光客の方にはもちろん楽しんで欲しいですが、それよりもまず、市民が楽しむためのお祭りのはずです。長年松江に住んでいて、水郷祭はみなさんが毎年楽しみにしているイベントですが、今回の有料席の設定は市民を馬鹿にしているかのように感じますし、これならもう行かないと言う方も私の周りにもたくさんいました。この祭りは私たちの税金を使っているのではないのですか？

この度の有料席がどのような経済効果があったのか、収支決算を是非発表していただきたいです。発表する義務があると思います。

長い歴史を持つ「松江水郷祭湖上花火大会」は、松江市民の皆様の「夏の風物詩」として親しまれております。

一方、近年花火大会にかかる、打ち上げ費用、傭船料、警備費などの経費が高騰しておりまして、全国では資金不足から開催を中止する花火大会が相次いでおります。そうした中にあって、なんとか伝統と歴史のある松江水郷祭を維持・継続したいとの思いから知恵を絞り、令和5年より宍道湖岸に有料観覧席を拡充いたしております。有料観覧席を設けることで、松江水郷祭が存続できていることをご理解のうえ、ご支援いただきますようお願いいたします。

有料観覧席の席種や価格については、販売実績やアンケートの結果を踏まえて毎年見直しを図っており、今年は昨年多くの方にお買い求めいただいた安価な席種を増設するなどして、平均価格を下げたこともあって、ペア席、階段席など多くの有料観覧席が完売となりました。

今後の有料観覧席の配置については、いただいたご意見をはじめアンケートの結果などを参考に、松江水郷祭を主催する松江水郷祭推進会議において検討してまいります。

なお、松江水郷祭の経済効果や収支決算見込みにつきましては、毎年秋頃に開催する松江水郷祭推進会議において報告がなされ、新聞等で報道発表されますのでご参照ください。