柿を廃棄しない方法を考えてほしい(受付日:2025年9月17日)
寄せられたご意見
今朝テレビニュースで柿がバナナみたいとありました。農家の方は肩を落としていると。この先温暖化が続き品種も変わってくるかもしれません。廃棄せず温暖化フェアなどして都会などで売って欲しいです。フードバンク、フードロス、カットしたり形を変えて味に問題なければ食べる事を考えてください。
ご意見に対する回答
中国地方を中心に栽培されている西条柿は「渋柿」と呼ばれる品種で、そのままでは食べられず、干し柿にするなど加工することで甘くなる特性があります。
ご覧になったニュースで取材を受けた本市内の農園にお聞きしたところ、令和7年は過去に類を見ないほど多数のいびつな形の実が成っているものの、このことが収穫量の減少につながるわけではないとのことでした。
なお、西条柿は収穫までの工程で、柿の木の健康を保ち、果実の品質を向上させるために、有望な実を残し大多数の実を未成熟なまま摘み取る「摘果」作業が行われており、いびつな形の実の多い少ないに関わらず、例年相当量を摘果していると伺っております。
また、先の農園では、摘果した未成熟の実は、柿の渋を利用した石鹸やシャンプーなどの製品の材料として有効活用しており、今後は成熟した実についても、サイズや形が規定に満たないものはドライフルーツに加工して販売したいとのことでした。
本市としても、SDGsの観点から、フードロスを削減する取組みを支援してまいります。
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更新日:2025年12月02日