子育て世帯の家事・育児負担を軽減するための施策について(受付日:2026年6月4日)

更新日:2026年07月09日

寄せられたご意見

私は子育てと仕事を両立する中で、家事や育児の負担の大きさを実感してきました。

本来は仕事のキャリアも大切にしたいと考えていましたが、送迎や家事、育児との両立を考え、育児短時間勤務を選ばざるを得ませんでした。共働き家庭である我が家では、夫が帰宅するまでほぼワンオペ状態で、毎日家事と育児に追われています。「誰かに少しだけ助けてもらえたら」と思うことは何度もありましたが、頼れる親族が近くに居なかったりと、支援を受けるための選択肢は限られています。

また、産後は身体的にも精神的にも負担が大きく、一人で頑張らなければならない状況が続きました。その経験から、次の子どもを持つことに前向きになれなかった時期もあります。

私は保育現場で長年勤務してきましたが、同僚や保護者の方々からも同様の悩みを数多く聞いてきました。仕事と育児の両立、ワンオペ育児、家事負担による疲労や孤立感は、多くの子育て世帯が抱える共通の課題だと感じています。

現在、松江市では産後ケア事業への支援がありますが、その後の日常生活を支える家事支援や育児支援については、まだ利用へのハードルが高い状況です。一方で、他自治体では産後ケアの一環として家事支援サービスや育児支援サービスの利用費を助成する取り組みも行われており、子育て家庭を継続的に支える仕組みとして活用されています。

そこで、松江市においても、子育て世帯の家事・育児負担を軽減するための施策についてご検討いただきたいと思います。例えば、家事支援サービスやベビーシッター等の利用支援、子育て家庭への訪問支援事業の拡充など、保護者が必要な時に支援を受けられる環境づくりが進めば、多くの家庭の助けになるのではないでしょうか。子育て家庭を地域全体で支える仕組みを充実させることは、孤育ての防止や子育てしやすいまちづくりにつながり、将来的には少子化対策にも寄与すると考えます。

ご意見に対する回答

子育てと仕事の両立を図る中で、家事や育児の負担、ワンオペ育児による心身の疲労、頼れる支援先の不足など、保護者の皆様が抱えておられるさまざまな困難や不安の解決は、本市としても重要な課題と認識しております。

そうした中、本市では、子育て世帯の生活を支えるサービスの一つとして、妊娠中から就学前までの子育て中のご家庭を、本市が認定した子育てホームサポーターが訪問し、有償で育児や家事支援を行う「訪問型子育てサポート事業」を実施しています。

本事業の1時間あたりの利用料は、平日の7時~19時が600円、平日の19時~21時と土日祝日が800円となりますが、生活保護世帯及び市町村民税非課税世帯はその全額を、ひとり親世帯は半額を補助しております(各年度40時間が上限)。

また、県内他市及び近隣の同規模中核市では、同様の事業の対象時期を出産後1~3年以内とし、利用時間や回数の上限を設けている自治体が多い中、本市では、対象時期を「こどもが就学するまで」とし、利用時間・回数の制限も設けておらず幅広く実施しておりますのでぜひご利用ください。

なお、本市では、育児のサポートを行いたい人と受けたい人を会員組織化し、会員間でこどもの預かりや送迎を行う「ファミリーサポートセンター事業」、保護者の疾病時などにこどもを里親の自宅等でお預かりする「子育て短期支援事業」も実施しておりますので、こども家庭支援課家庭支援係(0852-60-8141)までお気軽にご相談ください。

本市では、引き続き、市民の皆様の声を踏まえて、子育て家庭が必要な時に適切な支援を受けられる環境づくりに取り組んでまいります。

<ご参考>

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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