令和6年度市報ミニコーナー
令和6年度に市報松江に掲載した記事をご紹介します。
地震、豪雨… 災害が起きる前にできること(令和7年3月号)
□家具の置き方、工夫していますか?
…地震の際は倒れてきた家具で大けがをする可能性があります 。
□食料・飲料などの備蓄、十分ですか?
…電気やガス、水道などのライフラインが止まる可能性があります。
□ご家族同士の安否確認方法、決まっていますか?
…被災地への電話が殺到し、回線が混雑して大変つながりにくくなります 。
□避難場所や避難経路、確認していますか?
…地震、津波、豪雨、噴火など災害の種類によって安全な避難場所が異なります。
- ひとことアドバイス
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ご家族との連絡手段には、災害用伝言ダイヤル171や災害用伝言板web171などを活用しましょう。
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市のハザードマップでどのような危険があるかや避難場所、避難経路などを確認しておきましょう。
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(国民生活センターの記事を抜粋)
STOP! カスタマーハラスメント(令和7年2月号)
昨今、社会的な問題となっている「カスタマーハラスメント」。厚生労働省が令和5年度に企業に実施した調査によると、カスタマーハラスメント被害が多く発生していることが判明しています。消費者としてサービスを受ける側も、サービスをする側もともに気持ちよく過ごせる社会になるように、気をつけて行動しましょう。
●カスタマーハラスメントの例
- 過大な要求や不当な言いがかりなど、主張内容などに問題があるもの。
- 主張する内容には正当性があるが、暴力や暴言など、主張方法に問題があるものが考えられます。暴力行為を始め、中には犯罪行為に当たる可能性のあるものも含まれます。
●意見を伝える際のポイント
意見がきちんと相手に伝わるように、事業者・従業員に意見を伝える際には、以下の点を意識してみてください。
- ひと呼吸、置きましょう!
怒りに任せた発言は逆効果。ひと呼吸おいて冷静に。従業員も同じ「人」として、お互いに尊重し合うことが大切です。
- 言いたいこと、要求したいことを明確に、そして理由を丁寧に伝えましょう!
返品したいのか、解約したいのか、またその理由を明確に、丁寧に伝えることが重要です。
- 事業者の説明も聞きましょう!
上手なコミュニケーションが解決への糸口に。一方的に主張するだけでなく、事業者の説明も聞きましょう。
(厚生労働省HP、消費者庁HPの記事を抜粋)
困ったときは、消費者ホットライン「188」番や警察相談専用電話「#9110」番へご連絡ください。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
「〇〇ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑って!(令和7年1月号)
- 事例
ネットで腕時計を購入し、前払いで個人名義の口座に約2万円振り込んだ。その後「商品が欠品になった。返金するので担当者と無料通話アプリでやり取りするように。」とメールが来た。無料通話アプリで連絡するとすぐに「〇〇ペイで返金する。」と言われ、指示された通りに数字等の入力を繰り返した。気づいたときには、約10万円送金させられていた。販売業者にメールをするが連絡もなく、無料通話アプリもすでにブロックされていた。どうしたらよいか。(60歳代)
- ひとことアドバイス
- ネット通販で商品を購入したところ、販売業者から「欠品のため〇〇ペイ等のコード決済アプリで返金する」と言われ、返金手続きをしているうちに「返金」してもらうはずが「送金」していたという相談が寄せられています。
- 販売業者から「〇〇ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑いましょう。相手方の指示に従ってはいけません。
- 販売業者の名称・所在地・電話番号が明確に記載されていない、商品価格が通常より安い、支払方法が銀行振込みや電子マネーに限定されている、返品・返金ルールが記載されていない等のサイトは詐欺サイトの恐れがあります。利用前によく確認しましょう。
- 困ったときは、消費者ホットライン「188」番や警察相談専用電話「#9110」番へご連絡ください。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
防ごう!こどものベランダや窓からの転落事故(令和6年12月号)
日常生活の中で多く発生するこどもの転落事故。消費者庁が実施した調査では、乳幼児の育児経験がある消費者の約4割が子育て中に転落事故の経験があり、その約3割が医療機関を受診した経験があると回答しています。
重大な事故を防ぐために、事前の対策で事故を防止しましょう。
- 事例
自宅マンションの1階にあるポストを見に行った約 1分の間に、こどもが3階のベランダから転落した。当日は、ベランダへ出る窓は閉めていたが鍵はかけておらず、ベランダの柵の下には 台や植木鉢を置いていた。救急要請し、肝臓損傷の疑いで7日間の入院となった。(当事者:3歳)
- ひとことアドバイス
- ベランダや窓のある部屋には、短時間であっても小さなこどもだけにしないようにしましょう。
- こどもは、何でも踏み台にして登れそうなところには登ってしまいます。ベランダの手すりや窓の近くには、こどもの足掛かりになるようなものは置かないことが大切です。特に、エアコンの室外機の置き場所は工夫しましょう。
- 勝手に窓を開けないよう、窓や網戸にはこどもの手の届かない位置に補助錠を付けましょう。
- 日ごろからベランダや窓からの転落の危険性についてこどもに教えることも大切です。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センター、消費者庁ウェブサイトの記事を抜粋)
高額な前金を支払ったのに…リフォーム工事の契約トラブルにご注意ください!(令和6年11月号)
外壁や屋根などの戸建住宅のリフォーム工事で、高額な前金を支払ったにもかかわらず、なかなか工事が進まないなどの相談が寄せられています。自宅のリフォーム工事などの契約トラブルにお気をつけください。
- 事例
雨漏りがあったため、事業者に見てもらったところ「腐っている部分がある」と言われ屋根工事をすることにした。見積り額が約450万円と高額だったので、他社からも見積もりを取り比較しようとしたが「当社は職人がそろっており工事が早く済む」と言われたため契約した。工事前に半額程度の金額を支払ったが、足場を組んだ後になって「職人の手配ができず工事は約半年後になる 」と告げられた。解約を申し出ると解約料がかかると言われ、納得できない。(60歳代)
- ひとことアドバイス
- 契約する前に複数の事業者から見積もりを取り、費用だけでなく、工期や施工体制、保証内容等についても十分検討することが重要です。
- 高額な費用の全額前払いは避け、完成後の支払いを主とした契約にしましょう。
- 工事が滞った際の備えとして、遅延補償の定め等が契約書にあるか確認しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
講師を派遣します!お気軽にお問い合せください!(令和6年11月号)
皆さんの地域や学校、職場へお伺いして消費生活に関する様々な情報や被害に遭わないためのポイントなどを消費・生活相談員がテーマに沿ってお話しをします。
時間 平日9時から16時までの1時間程度
場所 松江市内
料金 無料
内容
- 最近の悪質商法の手口は?
- クーリング・オフの仕組みとは?
- よくある高齢者のトラブルは?
- 成年年齢引き下げの影響は?
など
(注意)その他の場合でもご相談可能です。希望の1か月前までにお問い合わせください。
問合せ先 消費・生活相談室
郵便番号690-8540 末次町86別館1階
電話 55‐5644 ファックス 55‐5544
メール soudan☆city.matsue.lg.jp(☆を@に変更してください)
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
その申し込み、定期購入ではありませんか?(令和6年10月号)
低価格を強調する広告を見て、1回だけもしくは単品のつもりで注文したら「定期購入だった」という相談が多く寄せられています。特にインターネット通販では、申込み前に必ず最終画面で確認しましょう。
- 最終確認画面チェック項目
- 定期購入が条件になっていませんか?
- 継続期間や購入回数が決められていませんか?
- 支払い総額はいくらですか?
- 解約の際の連絡手段を確認しましたか?
- 「解約・返品できるか」「解約・返品できる場合の条件」など、返品特約や解約条件を確認しましたか?
- お届け予定日や利用規約の内容を確認しましたか?
- ひとことアドバイス
- 申込み前に「最終確認画面」をスクロールして、最後まで確認しましょう。
- 注文直後に表示された「割引クーポン」等の利用時にも再度確認しましょう。
- 最終確認画面はスクリーンショットで保存しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
自転車後部に同乗中のこどもの事故に注意!(令和6年9月号)
- 事故事例
自転車後部の幼児用座席に乗せて走行していたところ、電柱をよけようとした際にこどもの頭がふられて電柱に接触し打撲した。
- 事故防止のアドバイス
- 自転車後部の幼児用座席に乗ったこどもは、前方の視界がほとんどありません。こどもにシートベルト及びヘルメットを適切に装着させ、身体をはみ出さないよう声掛けをしましょう。
- 狭い通路を走行する際は、同乗させているこどもが障害物と接触しないよう、自転車から降りて押し歩いて通過しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住まいの地域の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
はじめてみよう!「エシカル消費」(令和6年8月号)
「エシカル消費」とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。
身近な「エシカル消費」活動の例をご紹介します!
- 人・社会への配慮
- 売上金の一部が寄付につながる商品を購入する
- フェアトレード製品を購入する
フェアトレード・・・開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより生産者や労働者の生活改善と自立を目指していくもの
人や社会に配慮された商品を見つけて、選んで購入することで、より多くの人が持続可能な生活を送れるようになります。
- 地域への配慮
- 地産地消
- 被災地でつくられたものを購入する
- 伝統工芸品を購入する
「簡単」、「便利」に購入できることは魅力的ですが、「地域の振興」もお買物では大事な視点の一つです。地元の食材を「選ぶ」ことや地元のお店で商品を「買う」ことは、地元を「応援する」ことにつながります。
- 環境への配慮
- マイボトルを利用する
- エコ商品を選ぶ
- 食品ロスを減らす
地球環境の現状や問題を「自分には関係ない遠い話」と見過ごすのではなく、より良い未来に向かって、一歩を踏み出しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(消費者庁HP抜粋)
こどものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意!(令和6年7月号)
- 相談事例
小学生の息子に母親の古いスマホを自宅のWi-Fiに繋げて使用させていた。課金には母親の指紋認証が必要な設定にしていたが、母親のアカウントにログインした状態であったため息子が自分の指紋を追加登録して約5万円ゲーム課金してしまった。
- アドバイス
- 保護者のスマホで遊ばせる場合は、保護者のアカウント(AppleやGoogle)は必ずログオフしましょう。
- 保護者の古いスマホやこども専用のスマホで遊ばせる場合は、こども専用のアカウントを作成し、「ペアレンタルコントロール」機能を利用して保護者が管理しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
SMSやメールでのフィッシング詐欺に注意!(令和6年6月号)
- 相談事例
宅配業者名でSMSが届いた。荷物が届く予定だったので、SMSに書かれていたURLをクリックして、記載されていた指示どおりに、IDやパスワードなどを入力した。しかし、その後11万円を不正利用されていたことが分かった。
- アドバイス
記載されているURLにはアクセスせず、事前にブックマークした正規のサイトや正規のアプリからアクセスするようにしましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
給湯器の点検にご注意くださいー70歳以上の高齢者を中心 にトラブル急増!(令和6年5月号)
- 相談事例
- ガス会社だと思い点検を依頼し給湯器交換の契約をしたが、高額だった。
- 無料点検と言われ依頼したが、新しい給湯器への交換を勧められて契約したので解約したい。
- アドバイス
- その場では契約せず、十分に比較・検討しましょう。
- クーリング・オフなどができる場合もあります。
- 不安や迷いがあれば、すぐに消費生活センターなどに相談しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番。
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
初めての一人暮らしで気を付けたい5大消費者トラブル(令和6年4月号)
- 退去時の原状回復などの“住宅の賃貸借”トラブル
契約書類や精算内容をよく確認!
- 引越しや不用品回収などの“引越し関連”トラブル
約款をよく確認!
- 新生活を狙った“訪問販売”トラブル
不要であればきっぱり断る!クーリング・オフできる場合も!
- 新生活でも気を付けたい“もうけ話”トラブル
うまい話に飛びつかない!
- スマホやネット回線などの“通信契約”トラブル
料金内容やサービスプランをよく確認!
困ったときは、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
(国民生活センターの記事を抜粋)
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 消費・生活相談室
電話:0852-55-5148
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2025年03月25日