表彰工事概要(松江市立内中原小学校空調整備工事)
表彰工事の概要
部門名 | 機械設備工事 |
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工事名 | 松江市立内中原小学校空調整備工事 |
工期 | 令和元年5月9日から令和元年12月19日まで |
工事場所 | 内中原町 |
表彰事業者名 | 株式会社オンチョウ |
代表者名 | 代表取締役石倉一男氏 |
表彰技術者名 | 主任技術者大塚祐貴氏 |
工事概要 | 普通教室(22教室)にガスヒートポンプ式エアコンを整備するもの。 |
表彰理由 | 本工事は、普通教室のエアコン整備工事で、機械設備工事の中に付帯する電気設備工事を包含したものです。学校との協議を的確に行い、十分な安全管理のもと実施されました。当該施設は構造が複雑で、配線や配管の施工が困難でしたが、空調機器の設置に並行し、電気配線が的確になされました。また、手戻りのない計画的な工事の進行管理を実施した結果、工事が早期に完成し、全体として優良な工事でした。 |
現場レポート(表彰工事紹介・技術者インタビュー)
松江市では、児童・生徒の健康と、より集中できる教育環境を確保するため、令和元年度にかけて市立小・中学校の普通教室や多目的教室等の空調設備整備が進められた。その中でも本工事の工事場所である内中原小学校は、松江城や県庁に程近い市内中心部に位置し、児童数700人弱という、市内でも比較的大規模であり、特殊な構造(後述)の施設である。同校に整備した空調設備の数は、22部屋で室内機44台、室外機4台である。空調設備は一般的に、電気モーターを使うEHP(電気式ヒートポンプ)方式と、ガスエンジンを使うGHP(ガスヒートポンプ)方式に大別される。EHP方式の場合、同校では対応した受変電設備への改修が必要になるが、敷地が狭く設備改修する範囲が制限されるため、本工事ではGHP方式が採用された。
表彰技術者である株式会社オンチョウの主任技術者(当時)の大塚祐貴氏は、受賞の感想をこう述べる。「初めての受賞で大変光栄に思っています。多くの関係者様のご協力のお陰であり、大変感謝しています。」
同校は、校舎の形状がハニカム構造(ハチの巣のように六角形を敷き詰めたもの)であることが大きな特徴だ。大塚氏も「苦労したのは、建物が六角形の構造であり、配管ルート・おさまりについて悩んだことです。施設の方々、協力業者の方々のご協力のもと、無事に完成することができました。」と当時を振り返る。
株式会社オンチョウ
(写真左)代表取締役 石倉氏
(写真右)主任技術者 大塚氏
大塚氏は、仕事における今後の目標について「お客様に満足して頂けるよう、自分自身のスキルアップを含め努力していきたいです。」と語る。
建設業のやりがいと、これから建設業界を目指す人へのメッセージとしては「この業界のやりがいは、幅広い分野の知識・技術が必要ですが、携わった工事が形として残ることが一番大きいと思います。」と話す。
最後に、大塚氏が所属する株式会社オンチョウについて紹介してもらった。「話しやすく働きやすい会社です。またメーカーを問わず修繕できる強みがあります。」
新たな空調設備が、子どもたちの学習環境を向上させる。
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更新日:2023年02月01日