表彰工事概要((仮称)玉湯統合小学校校舎等建設(建築)工事

更新日:2023年02月01日

表彰工事の概要

表彰業務概要
部門名 一般建築工事(大規模)
工事名 (仮称)玉湯統合小学校校舎・幼稚園・児童クラブ建設(建築)工事
工期 令和1年7月10日から令和3年3月22日まで
工事場所 玉湯町
表彰事業者名 まるなか建設株式会社/カナツ技建工業株式会社/株式会社豊洋
代表者名 代表取締役内藤忠氏/代表取締役金津任紀氏/代表取締役木村直樹氏
表彰技術者名 監理技術者玉木昭雄氏/主任技術者小林秀和氏/主任技術者中村真氏
工事概要 義務教育学校の校舎、幼稚園・児童クラブの複合建築物及び附帯建築物の建設のうちの建築主体工事並びに外構工事
表彰理由 本工事は、義務教育学校の校舎、幼稚園・児童クラブの複合建築物及び附帯建築物の建築主体並びに外構の整備を行ったものである。本工事では本市があらかじめ調達した木材を使用したため、木材調達業務との調整が必要であり、校舎棟は大規模な木造の準耐火建築物であったため、防火上・構造上の各種制約があったが、適切な工程管理により工事を完成させた。同一敷地内に多数の関連工事があったが適切に調整を行った。全体として優良な工事であった。

現場レポート(表彰工事紹介・技術者インタビュー)

本工事は新たな校舎等の建設を行った工事で、3社で構成された特別共同企業体による施工である。

整備を行った玉湯統合小学校校舎・幼稚園・児童クラブを上空から撮影した写真

本工事の表彰技術者である、まるなか建設株式会社の監理技術者(当時)玉木昭雄氏は受賞の感想を、「この度は、優良建設工事表彰をいただき、誠にありがとうございます。今回施工した玉湯学園は大規模木造の特殊な工事で、発注者、学校関係者、委託監理者、JV各社など多くの方のご指導ご協力があったから頂けた賞だと思っています。関係者の方々には深く感謝いたします。」、カナツ技建工業株式会社の主任技術者(当時)小林秀和氏は、「職員一丸となって遂行してきた努力が報われたと思いました。」、株式会社豊洋の主任技術者(当時)中村真氏は、「優良工事表彰を頂き、大変光栄に思います。」とそれぞれが語る。

本工事で心掛けたこと、注目してほしいこだわりなどを訊ねたところ、「学校敷地内での工事であり、生徒・先生・学校関係者との事故が起きないよう確実な動線の確保、授業や学校行事等に支障を来す事が無いように心掛け工事を進めました。」(玉木氏)、「心掛けた事は、工期内完成です。印象に残った事は、躯体木造の大きさです。苦労した事は、躯体木造の施工計画です。」と話し、注目してほしいこだわりは、「この規模での主体構造が木造である事です。」と話す。(小林氏)

「学校敷地内での工事の為、学校関係者の安全確保を最優先に考えた。又、学校運営に支障が出ない様に騒音、振動等への配慮を徹底したことです。」(中村氏)がそれぞれ話す。

木のぬくもりが感じられる二階に吹き抜けの玉湯ホールの写真

仕事における今後の目標について、「お客様に満足して頂ける建物を提供できるよう、技術向上に努めます。また、若手技術者の育成にも力を入れ建設業(会社)の発展に貢献したいと思います。」(玉木氏)、「仕事を通して、引き続き技術を研鑽する事です。」(小林氏)、「信頼され多彩なニーズにも対応できる技術者を目指し、今後も技術向上に努めていきたいです。」(中村氏)と話す。また、建設業のやりがいについては、「建設業は、多種多様な人たちが、それぞれの専門スキルを持ち寄って、みんなが同じ目標に力を合わせ一つのプロジェクトが完成した時は、大きな達成感が得られると思います。」(玉木氏)、「業務を通して、技術を研鑽でき、その技術を活用できる事です。」(小林氏)、「多種多様な専門職が工事に携わることにより連帯感が強く、竣工時の達成感、充実感を得られるところだと思います。」(中村氏)と話す。

代表取締役の内藤氏と監理技術者の玉木氏が表彰状を手にして並んでいる写真

まるなか建設 株式会社
(写真右)代表取締役 内藤氏
(写真右)監理技術者 玉木氏

これから建設業界を目指す人へは、「建設業は、物を作る喜び、建設物が後世に残る、地域社会や人の役に立つなど『やりがい』のある仕事だと私は思っています。」(玉木氏)、「自分が携わった物件が形として残る達成感を実感してほしいです。」(小林氏)、「特殊性が強いイメージを受けやすいが、若干でも、ものつくりに興味がある方は積極的に目指してほしいです。」とメッセージを送った。

最後に、技術者さんがそれぞれ勤務する会社ついて紹介してもらいました。「当社は、あまり固い会社組織という感じではなく、色々なことを相談したり、助けてもらったりしやすい雰囲気があると思います。」(まるなか建設株式会社)、「働きやすく、チームワークがいいところです。」(カナツ技建工業株式会社)、「現場で様々なアクシデントが生じた際に、社全体で援助、対応してもらえるところです。」

(株式会社豊洋)

代表取締役の金津氏と主任技術者の小林氏が表彰状を手にして並んでいる写真

カナツ技建工業 株式会社
(写真左)代表取締役 金津氏
(写真右)主任技術者 小林氏

代表取締役の木村氏と主任技術者の中村氏が表彰状を手にして並んでいる写真

株式会社 豊洋
(写真右)代表取締役 木村氏
(写真左)主任技術者 中村氏

(注意)本記事の内容は取材当時のものです。

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