表彰工事概要(宍道地域滞在型観光拠点施設整備(建築)2期工事

本工事で、心掛けたこと等について、「竣工後の使用者の安全及び利便性等を考慮した施工に心がけました。また、木造のコテージ7棟全てが雨漏りによる軸組部の腐朽が進んでおり、腐朽部取替と共にこれ以上の腐朽が進まないよう雨仕舞等を検討しました。」と語る。深田氏は仕事における今後の目標について、「設計段階では把握できなかった事にも柔軟に対応し、より良く使いやすい建物を造り上げていきたい。」と話す。また、建設業のやりがいについては、「出来上がった建物が使用する顧客に親しまれ、長年使い続けられると共に地域の財産と成る事、現場ごとに違う人たちとの関わり合いが持て、その度毎に自信の人生の糧と成る事、建設業は、それぞれの仕事が他にない世界で一つだけの試作品の様な物だけに、心を込めて造り上げて行かなければならないので、苦労も多いが完成した時の喜びも大きいと思います。」と語る。これから建設業界を目指す人へは、「建設業界は長年使用され、自然災害等にも耐えうる安全な物ではなければならないので、勉強することも多いけれどもそれを上回る達成感が得られるので、くじけずに頑張ってほしいと思います。」とメッセージを送った。

最後に、深田氏が勤務する株式会社大前組ついて紹介してもらいました。「弊社は従業員は少ないですが、それぞれが資格を持ち向上心を持ちながら日々仕事に励んでいます。社内はアットホームな雰囲気で、何でも相談に乗れる環境にあるので新しい事や難題にも挑戦していける会社だと思います。」