表彰工事概要(野波漁港ミホシ沖防波堤機能保全工事)

更新日:2023年02月01日

表彰工事の概要

表彰業務概要
部門名 一般土木工事(小規模)
工事名 野波漁港ミホシ沖防波堤機能保全工事
工期 令和2年6月12日から令和2年10月7日まで
工事場所 島根町
表彰事業者名 カナツ技建工業株式会社
代表者名 代表取締役金津任紀氏
表彰技術者名 主任技術者三原邦男氏
工事概要
  • 捨石本均しA=42平方メートル
  • 水中コンクリートV=15立方メートル
  • 上部コンクリートV=56立方メートル
  • 消波ブロック据付N=16基
  • 大石据付N=18個
  • 構造物撤去N=1式
表彰理由 本工事は、漁港施設の適正な維持管理を行うための計画的な修繕で、施設の機能保全を図るものである。当該港はその地勢から、港内外ともに海上は波浪等の影響を受けやすいため、施工者は防波堤施工に際して、残置型枠ブロックを提案し、型枠崩壊事故の危険を回避する施工がなされ、海上での安全な施工環境の確保に努めた。また、出来栄えも良好で、全体として優良な工事であった。

現場レポート(表彰工事紹介・技術者インタビュー)

残置型枠ブロックを使用し修繕した野波漁港ミホシ沖防波堤の写真

本工事の表彰技術者である、カナツ技建工業株式会社の主任技術者(当時)三原邦男氏は受賞の感想を、「大変うれしく光栄に思います。」と話す。

本工事で注目してほしいところは、「防波堤の施工に通常の型枠によるコンクリート打設ではなく、コンクリートブロック(表面模様柄)の残存型枠を使用することにより、工程短縮を図り美観にも配慮したところです。」と語る。

三原氏の仕事における今後の目標は、「より一層発注者はもとより、地元に喜ばれる物づくりを目指します。」、やりがいについては、「地元に喜ばれる物づくりが出来ることです。」と話す。

これから建設業界を目指す人へは、「皆で協力し合い、純粋に郷土に誇れる物づくりが出来る喜びを感じてほしいです。」とメッセージを送った。

最後に、三原氏が勤務するカナツ技建工業株式会社について紹介してもらいました。「ICTを活用した生産性向上に積極的に取り組んでいます。」

代表取締役の金津氏と主任技術者の三原氏が表彰状を手にして並んでいる写真

カナツ技建工業 株式会社
(写真左)代表取締役 金津氏
(写真右)主任技術者 三原氏

(注意)本記事の内容は取材当時のものです。

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