バスカードの廃止について(受付日:2023年1月10日)

更新日:2023年03月21日

ご意見の要旨

交通弱者の松江市民です。

バスカードが廃止されると聞き、随分不便になるなと思いました。

市報ではICOCAの宣伝をしていましたが、ICOCAではバスカードの代わりにはなりません。バスカードと違い、ICOCA自体の新規所有が有料であり、バス代支払いに使うためには、いちいち入金し、全くプレミアムはありません。

一方先進市の事例をみるとオープンループを採用しています。オープンループだとすでに所有しているタッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカードをICOCAなどの代わりに利用でき、市民に新たな負担は生じません。

バスカードを廃止するなら、ぜひ代わりにオープンループを導入してください。

ご意見に対する回答

本市では、県内の路線バスで利用できる「島根県共通バスカード」を平成10年から運用してまいりましたが、20年余りが経過し、バスカードを車内で読み取る機器の修理部品が生産終了となったため、令和4年9月30日をもってバスカードの販売を終了するとともに、令和3年5月29日より交通系ICカード「ICOCA」による決済を導入しております。

ご指摘いただいた「オープンループ」につきましては、本市でも検討いたしましたが、定期券として利用できないこと、高齢者など特定の方に対する運賃割引機能に対応できないこと、利用できるカード会社が1社のみに限られること、専用の読み取り装置が必要であることなどから導入に至りませんでした。

今回採用を決めた「ICOCA」は、全国のJRなど公共交通機関で使用できること、定期券としても使えること、高齢者の優待など特定の方に対する運賃割引に対応できること、バス車内のみならずコンビニなどでもチャージが可能であることなどから、バスカードに代わる機能を果たし市民の皆様の利便性向上に資するものであると考えております。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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