市花・椿のPR等について(受付日:2022年7月15日~7月26日)
ご意見の要旨
※7月15日から26日にかけて、同一の方から積極的にご意見を寄せられたものですので、一括して回答しております。
〇市の木、市の花シンボルマークを周知し、活用して下さい。【受付日:7月15日】
市勢要覧の「松江の歴史」には、昭和50年1月1日に、「市の木・市の花シンボルマーク制定」と書かれていました。
市の花つばきなどは市勢要覧に掲載されていますが、シンボルマークについては、市報や市勢要覧には掲載されていません。
シンボルマークが制定された昭和50年1月1日号の広報には、“真に市民のものとして、いろいろなものに気やすく愛用され、親しまれてほしいものです。”と制定の趣旨が書かれています。シンボルマークの制定の趣旨をふまえて、市の広報やホームページを通じて、市民にシンボルマークに関する情報や活用方法についても周知して下さい。
また、広報等でシンボルマークに関する情報が周知されなかった理由を具体的にご教示ください。
〇松江市の市の木、市の花等のホームページ上の内容充実を願う【受付日:7月15日】
市のホームページで、市の木、市の花等の概要が公表されていますが、市民に対して、市の木、市の花等について、より理解と関心を深めていただくためには、より充実した情報提供が必要です。
四国の松山市のホームページ(市の花)では、市民の市の花に対する理解と関心を深めるための情報が、よりくわしく具体的に公表されていますので、参考にされ、内容の充実を図る必要があると思います。
〇松江らしさが感じられる松江椿まつりの開催を願う【受付日:7月19日】
松江椿まつりは、令和3年3月開催で第52回目となり、半世紀をこえる伝統と歴史のある春のイベントです。市民生活に根付いている椿まつりを今後続けていくためには、色々な工夫、とりわけ松江らしさが感じられる椿まつりが必要です。それは、椿まつりが地域づくり・まちづくりの一つであるからです。
私は、例年2月から4月に県内外の椿まつりに参加していますが、各地の椿まつりに触れて松江椿まつりを考えてみた時、何か松江らしさ、地域らしさが不足しているように感じています。
椿まつりを一団体の運営ではなく、観光協会、商店会、茶道・華道・和菓子の団体などの参加・協力による実行委員会方式で行うことはできないものでしょうか。
イベントの内容も、椿花や盆栽の展示だけでなく、茶の湯コーナー、椿を用いた絵画展示・コンテスト、椿灰での草木染め、写真コンクール、資生堂の「百椿図」展示等もいかがでしょうか。
これまで行ってきた椿まつりへの松江市としての評価・課題は何でしょうか。
第1回椿まつりは、どこで開催されたのでしょうか。又、今後の椿まつりの内容へのお考えをお教えください。よろしくお願いします。
〇市花・椿の市広報紙へのPR内容及び椿の活用策について【受付日:7月22日】
その後も椿のPR内容や活用策について、色々考えました。以下のとおり提案させていただきます。
<椿の広報へのPR内容>
(1)市内の椿名所地(「まつえ椿MAP」市作成)約30ヶ所について、タウンレポーターによる探訪記として掲載
(2)年2回(6月、12月。6月は市花と定めた記念日、12月は椿の開花期)、市花と定めた理由や背景を掲載
(3)毎月、椿の写真を掲載(過去市報まつえにおいて、平成10年6月号から10か月掲載歴あり)
(4)椿まつりの記事は、案内記事だけではなく、開催結果を掲載(祭りに参加できなかった市民への配慮)
(5)椿に関わりのある団体や業者の椿への熱意の紹介
<椿の活用策>
(1)市のゴミ袋や封筒、名刺に印刷
(2)路面の敷石や橋の欄干
(3)観光案内塔の飾り、観光案内板
このほかにも多々あると思います。市のお考えをお聞かせください。
〇「まつえ椿MAP」及び「まち歩きマップ」の内容充実について【受付日:7月25日】
市民が市内の散策に利用するものとして「まつえ椿MAP」と公民館区ごとに住民参加により作成された「まち歩きマップ」があります。
市花・椿の視点で「まつえ椿MAP」及び「まち歩きマップ」を見比べたとき、「まち歩きマップ」には地域にある椿に関する記事がほとんど掲載されていません(古江、大庭、玉湯、秋鹿、城西、法吉は記事あり)。地元の人々は古くからある椿の存在を知らない、というのが現実ではないでしょうか。
市内の椿は、「まつえ椿MAP」に記載のない『金正寺五色八重散椿(東出雲)』『冠掛の椿(西長江)』『成相寺参道の椿(荘成)』『天倫寺月光椿(国屋)』『四ヶ村椿(菅田)』などがあるので、掲載が必要だと思います。また、これらの地域資源である椿を市民に周知し、理解を深めるためにも、「まち歩きマップ」に地元の椿に関する記事を掲載し、各公民館に置く必要があると思います。さらには、それぞれの印刷物は、市内観光のためにも駅前観光案内所に置くことも必要だと思います。
松江市のお考えについてお聞かせください。よろしくお願いします。
ご意見に対する回答
〇市の木・市の花シンボルマークを周知し、活用して下さい【受付日:7月15日】
ご意見をいただきました「市の木・市の花シンボルマーク」につきましては、ご承知のとおり、合併前の旧松江市において昭和50年に制定したものとなります。
その後、平成17年の市町村合併により、合併前に各市町村で制定されていた市町村の木・市町村の花については廃止されており、その時点でシンボルマークも失効しております。
従いまして、現在、本市としてシンボルマークは指定していないことから、周知も行っておりません。
〇松江市の市の木、市の花等のホームページ上の内容充実を願う【受付日:7月15日】
松山市の事例などを参考に、普及啓発の一環として、椿愛好団体である山陰カメリアンクラブの皆様をはじめとする関係者の方々とも相談しながら、ホームページの内容の充実に努めてまいります。
〇松江らしさが感じられる椿まつりの開催を願う【受付日:7月19日】
「松江椿まつり」につきましては、山陰カメリアンクラブの皆様のご協力のもと、毎年3月に松江城にて開催しております。「お城まつり」の開催時期と重なり観光客も数多く訪れる時期であるため、松江城の指定管理者をはじめ、周辺の松江歴史館、明々庵、堀川遊覧船、近隣の商店街などと連携を図ることが重要と考えております。関係者間の連携を深め、松江らしい春の賑わいを演出してまいります。
また、「松江椿まつり」では、椿の展示のほか、「椿谷探訪」と題したガイドの案内による散策会を開催しております。いただいた椿を用いた企画のご提案については、山陰カメリアンクラブの皆様とも共有させていただきます。また、若い世代の参加が少ないことから、同世代からの椿の普及・啓発に関するアイデア募集などを検討してまいります。
なお、第1回松江椿まつりの開催については、本市に記録が残っておりませんが、昭和45年4月11日付の地元紙に「花の愛好家で作っている島根草木会ツバキ部会が島根県民会館でツバキ展を開催」との記事掲載があり、これが現在の松江椿まつりの初回に当たるものと認識しております。また、その2年後、昭和47年3月23日付の同紙には「第3回島根椿展」の開催記事も掲載されております。
〇市花・椿の市広報紙でのPR内容及び椿の活用策について【受付日:7月22日】
椿の広報でのPR、椿の活用策のご提案につきましては、山陰カメリアンクラブの皆様のほか関係する方々に共有させていただき、今後の活用策の検討につなげてまいりたいと考えております。
〇「まつえ椿MAP」及び「まち歩きマップ」の内容充実について【受付日:7月25日】
「まつえ椿MAP」につきましては、山陰カメリアンクラブなどの皆様にご協力いただき、「松江限定の椿」を掲載するなど、市民の皆様だけでなく、県外の椿愛好家の方にもご覧いただけるように作成しております。次回、改訂する際には、ご教示いただきました場所についても掲載を検討いたします。
併せて、観光客の皆様がお立ち寄りになるJR松江駅前の国際観光案内所や堀川遊覧船大手前乗船場にも、今年9月3日に「まつえ椿MAP」を設置いたしました。今後、市内外に周知を図ってまいります。
また、「まち歩きマップ」は地域住民の皆様が主体となり、各公民館で作成しておりますので、各地域の特徴的な椿について、同マップを改訂される際の参考にしていただけるよう、各公民館へ情報共有してまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2023年02月10日