島根原発が攻撃された場合の対応について(受付日:2022年10月19日)

更新日:2023年02月10日

ご意見の要旨

島根原発についてですが、地元紙で、『ロシアによるウクライナ侵攻においてエネルギー関連施設が精密誘導ミサイルで攻撃され、ゼレンスキー大統領がツイッターで「国内発電所の3割が破壊された」と明らかにした』と報道されています。

また、稼働中のサポリージャ原発をロシアに占領され、原子炉の冷却に必要な外部電源が喪失した際には、放射能漏洩事故が起こることも心配されています。

これらのことは、原子力発電所のリスクとして、災害や人為的な事故だけでなく、他国からの攻撃によるリスクも現実問題として認識する必要があるということを表していると考えます。現実的なリスクとして備える必要があるのではないでしょうか。

国防については、国の管轄、責任だと思いますので松江市が直接何かできるとは考えていません。

ただ、新たなリスクが顕在化する中、原発立地自治体の長として、住民の安心安全な生活を守るために、国や電力会社に働きかけるなどのお考えはおありでしょうか?

ご意見に対する回答

ご指摘いただいておりますように、原子力発電所への攻撃を含め、我が国に対する武力攻撃への備えについては、外交・防衛上の観点から国が検討すべきものと考えております。

本市は、今年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻を受け、7月に国に対し、武力攻撃やテロに対する原子力発電所の防護策の強化等について要請を行っております。

今後、国の検討状況を注視してまいりますとともに、国の検討結果を踏まえ、必要に応じて電力事業者である電力会社に対する要請も検討してまいりたいと考えております。

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