無人航空機の実地練習場や観光資源の空撮について(受付日:2022年11月29日)
ご意見の要旨
松江市の誇れるものは、やはり観光資源です。コロナ過で途絶えた足をさらに加速させるためには、この観光資源をさらに世界発信するべきかと思います。その一翼を担うものとして観光資源の空撮による情報発信は一つ有効かと考えます。
但し規制も多い中、適法に無人航空機を運用する必要もあります。このような知識を持った人間が集まり、さらに松江市として独自のルールを設け無人航空機の実地練習や法律に関する講習をした上で、いくつかのスポットを特区的に無人航空機の実地練習や撮影飛行を出来る場を設けてはいかがでしょうか?当然空撮した映像はSNS等でアップロードされ、余す事無く、松江の魅力を発信してくれると思います。あるいは松江の魅力発信コンテストなども良いかもしれません。また、実地練習について、現在ご計画中の中海スポーツパークにもこのような場所を盛り込んでいただけると活用形態も大きく広がるのではないかと考えます。何卒ご検討いただきます様よろしくお願いいたします。
ご意見に対する回答
現在、ドローンについては、農業やインフラ点検などの幅広い分野で活用が進んでおり、本市内においても、観光スポットのPR動画撮影、農作物の生育確認などに用いられています。
さらに、昨年12月5日の航空法改正により、必要な免許を取得すれば、操縦者が機体を目視しない状態で市街地などの上空を飛行させることが可能となり、物流をはじめ警備や空撮などにおける利用の拡大が期待されているところです。
ご提案いただきました、ドローンの実地練習場所や撮影飛行エリアの設置につきましては、ドローンを活用した地域振興にあたり有効なものと捉えております。
一方で、航空法の順守はもとより、飛行時の安全確保や周辺住民の皆様の理解が必要となりますので、国のドローンにかかる制度運用の状況や、ドローンの技術開発の進展なども注視しながら検討してまいります。
また、「中海スポーツパーク」については、本市が管理しております人口集中地区(※)外の運動場などと同様に、航空法の順守を前提に、ドローンの実地練習場として利用できるよう調整したいと考えております。
(※)人口集中地区 … 国勢調査の結果、人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上などの条件を満たす地区。「DID地区」とも呼ばれる。当該地区でドローンを飛行するには国土交通大臣の許可が必要となる。
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更新日:2023年02月24日