電力の省エネ及びごみの分別促進について(受付日:2022年12月12日)
ご意見の要旨
電力省エネについて
最近、世界情勢等で電気供給が不安定で電気料金も値上がりしています。
そこで、提案ですが、市街の建物(自動車店・パチンコ店・マンション等)の電灯が日常非常に明るいので間引きや電気消灯時間を早める等の協力を依頼されてはいかがでしょうか。少しの省エネになるかもしれませんが、積み重ねと継続が必要だと思います。
ごみ分別の袋について
ゴミ分別促進のために分別した方がかなり家計に優しい仕組みにしたらどうでしょうか。
たとえば、「もやせるごみ袋」はかなり高い値段にして「紙製・プラ製容器包装袋」等のリサイクル用の袋はほぼ0円の値段にするのはいかがでしょうか。
ご意見に対する回答
(1)市内施設の省エネルギー対策について
いただいたご意見のとおり、地球温暖化の防止や安定した電力供給のために、日頃からの節電や省エネルギーの取組みが重要と考えております。
今冬の電力需給は、全国的に厳しい状況にあると言われており、本市も国からの協力要請を受けて、コロナ感染対策となる換気を行いながら無理のない範囲で節電に取り組まれるよう、市民の皆様にご協力をお願いしているところです。
また、商業施設の照明についても、国が業界団体を通じて、事業に支障のない範囲で節電することを依頼されております。本市では、昨年8月に、民間事業者が電力消費の少ないLED照明へ切り替える際に補助金を交付する制度(松江市商業・サービス業等省エネ対策支援事業、令和4年9月26日に受付終了)を設け、物価高騰下の負担軽減に資する省エネルギー化を促進しております。
今後も、節電や省エネルギーの取組みが、市民の皆様・事業者の皆様に浸透するよう啓発に努めてまいります。
(2)家庭ごみの分別について
家庭用ごみ袋(もやせるごみ・資源ごみ)の価格については、ごみの種別ごとにその処理費用などに基づいて設定しております。
現在、資源ごみ(紙製容器包装・プラスチック製容器包装・金属類)には専用のごみ袋(「資源ごみ袋」)を用いており、その価格はもやせるごみ用のごみ袋(「もやせるごみ袋」)の半額程度に設定しております。平成30年10月に行った直近の料金改定においても、「もやせるごみ袋」は増額改定する一方で、「資源ごみ袋」についてはリサイクルの推進を図るため、平成17年4月に改定した価格で据え置いております。
なお、資源ごみの分別については、一般ごみとして廃棄すべきマスクや「プラマーク」(注釈)のない商品が「資源ごみ袋」に混入されるなど、分別が徹底されていないケースが多く見受けられ、その再分別は委託業者により行っております。
「資源ごみ袋」の価格を下げれば資源ごみの量が増えることが想定されますが、分別が徹底されていないごみ袋が増えれば再分別にかかる経費がかさむこととなりますので、まずは市報、本市ホームページ、チラシ、出前講座などによる啓発を継続し、正しい分別方法を市民の皆様に周知してまいります。
なお、ごみ袋の価格の改定につきましては、今後のごみ処理にかかる経費の動向やリサイクルの推進状況などを踏まえて、検討してまいります。
(注釈)プラマーク
資源有効利用促進法に基づいて指定表示製品と定められた、資源ごみに分別できるプラスチック製容器の包装に表示する識別マークです。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2023年03月24日