市内に建設予定のメガソーラーについて(受付日:2023年1月19日)

更新日:2023年03月21日

ご意見の要旨

市内に建設予定のメガソーラーについて住民への周知の徹底と規制の条例を要望します。

全国的に太陽光の問題が浮上しています。

・自然破壊・環境破壊・宍道湖汚染(協力な除草剤)

・周辺住宅・住民への物的・健康被害の可能性

・10年後とも言われるパネルから出る有害物質の処理問題

・外国事業主に電力を握られることへのリスク

・原子力発電所から6キロの位置にできることもあり安全保障上深刻な問題

・ウイグルの強制労働で作られるパネルは米国・EUは輸入禁止

・安来・雲南市で建設予定の風力発電事業との関係性の不安

など様々な不安や問題があります。この建設を知った人は一様に不安を感じていますが、ほとんどの住民が建設予定さえ知りません。このような大きな問題を住民が知らないまま進められるのは、「松江市ひとにやさしいまちづくり条例」に反すると思います。

市民への広報を徹底し、勉強会を開き本当にこの事業が適切で必要なのかを検討して頂くとともに、海外事業の参加についての一定の規制と建設事業そのもの安全の確保と建設後の運営・管理に対する松江市独自の条例を作って頂きたいです。今回の事業主は海外の投資会社です。

今松江市民はコロナ問題で精一杯ですが、この再生エネルギーの問題は松江市の存続に関わるくらい大きな問題と考えます。北海道の海外資本による土地買収、電力、水源地の買収はご存じと思いますが、再生エネルギーを隠れ蓑に本州、特に地方が北海道と同じようになる可能性が高いのではないでしょうか。ご検討宜しくお願い致します。

ご意見に対する回答

当該メガソーラー建設については、開発に伴う自然破壊などについてご心配の声があろうかと存じます。

こうした民有地における民間事業者による開発事業については、事業者の責任において国のガイドラインや関係法令を遵守し、地域住民の皆様への説明、景観への配慮、自然環境の保全、安全対策などが十分に考慮され、周辺地域との調和を図りつつ適切に計画されるべきものとなります。

本市としまして、当該事業者の対応を注視しておりますが、事業計画が具体化した時点で住民説明会を開く意向が示されていること、説明会の開催時期について地元公民館との具体的な協議が行われていることを確認しております。

また、法規制等に関しては、「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法」の改正施行により、昨年7月から太陽光発電設備の廃棄等にかかる費用の外部積立が原則義務化されるなど、必要かつ適切な措置が講じられているものと考えており、本市が独自に条例を設けることは考えておりません。

本市としては、事業者の活動が、国のガイドラインや関係法令に基づき、また周辺地域との調和を図りつつ適切に実施されるよう、必要に応じて関係者に働きかけてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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