松江市地域おこし協力隊

更新日:2024年04月11日

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊とは、都市部から地方に移住し、新たな担い手として「地域協力活動」に従事しながらその地域での定住・定着を図る、総務省の制度です。

松江市では平成28年度より導入しており、現在は7名の隊員が「地域資源活用コーディネーター」として活動しています。

地域との協働型の産業人材の育成

松江市では『地域との協働型の産業人材の育成事業』に取り組んでいます。

UIターン者の知識やアイデアを活用し、ジビエや岩ガキなどの第一次産品の販路開拓のほか、水辺の活用や観光文化資源の付加価値向上等に取り組み、共創の手法により収益事業を創り拡大し、雇用や起業の場を確保するプロジェクトです。

このプロジェクトの担い手となる「地域資源活用コーディネーター」を、地域おこし協力隊として採用しています。

松江市地域おこし協力隊のご紹介

令和4年度より活動(7期生)

今村次郎さん(ジロー今村)

今村さん

【出身地】札幌市

【経歴】
2000年よりパフォーマー(魂の肉体表現者)「ジロー今村」として活動。2003年1月より47都道府県全国パフォーマンス行脚。同年11月全国制覇。パリ・ニューヨーク・ウズベキスタンで武者修行。ストリートパフォーマーと並行して、原宿WEGOの専属パフォーマー「WEGOMAN」としても竹下通りを中心に全国で活躍。
現在は、「魂の伝道師」としてキャリア教育講演(パフォーマンスがメイン)にも力を入れている。
ちゃぶ台返し世界大会2位(特別賞)、バーベキュー検定初級インストラクター、松江観光大使、フライボール宣伝大使

【活動内容】
ストリートパフォーマンスでの商店街の活性化や、メディアに多く出演することでイベント集客に貢献する。
教育や人権の講演会を行い其々の生き方の多様性を伝える。
パフォーマンス(スポーツ皿回し)を通した次世代を担う若手育成や、高齢者のサロン等で余暇の生きがいづくりに貢献する。
全国各地で活動を続けていている御縁を松江を通してさらに拡げる。

1.水郷祭カラコロサーカスで全国のパフォーマーが集結し大盛況
2.京店カラコロ海鮮フェスティバルでは北海道、東北の海の幸を振る舞い大盛況
3.松江市教育委員会のふるさと教育「こども夢みらい塾」では各校を熱狂させる

【意気込み】
楽しい時間と空気をつくるのが自分の仕事。
特にこれからの子どもたちに 愛~夢~魂~マックス!フレッシュ!ヴィクトリー!を伝えていきます!!

波多野真代さん

波多野さん

【出身地】
兵庫県

【経歴】
子供の頃から東京に強い強い憧れがあったこと、テレビっ子だったことから大学入学で上京ののち、15年以上テレビ番組の制作に携わっていました。

【主な活動内容】
1年目 畑地区の柿小屋を使ったナイトミュージアム 開催
麦麹を使った金山寺味噌のワークショプ
いや〜ずマーケット開催
美保関にて月1回おかえりカフェ&七類メテオプラザで喫茶
弍百円さんとコラボ 島根の食材でオリジナル弁当販売

2年目 いや〜ずマーケット第二弾 おちらと村で朝食を 開催
美保関にて月1回おかえりカフェ&七類メテオプラザで喫茶
柿小屋で1日限定シンデレラレストラン開催
糀100本ノック 継続中

【意気込み】
「味(食)の記憶は今の自分を作るルーツ」であることを、150年以上続く森脇糀店さんに出会って気づくことができました。
協力隊ラストイヤーである今年は起業し、松江の醗酵文化をもっと広げて次の世代へ繋いでいきたいと考えています。
思い切って松江に移住したからこそ出会えた、たくさんの皆さんに感謝し、まだまだ精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

岸本廣美さん

岸本さん

【出身地】
沖縄県(沖縄→神奈川→島根)

【経歴】
地元沖縄では飲食店・観光関連・営業職を経験。温暖な土地で育ったことで、学生時代から、四季を感じられる場所・日本らしい場所に住みたいと考えており、松江市の協力隊を知り移住を決意した。

【活動内容】
ミッション (1)松江工芸の魅力発信事業 (2)職人商店街事業

・2024年1月31日に二階建ての空き家を改装して、「飲食×松江工芸+ギャラリー」や、イベントで使えるスペースを兼ね備えた複合施設「GLOCAL SPEACE &」を開店
・出雲民藝紙を使用したアクセサリーやカレンダーなどのワークショップ
・まつえ土曜夜市実行委員(設営・松江工芸発信の企画等)
・クラフトイベントの企画、SNSを活用したPR活動
・異業種ネットワークによるコラボ商品開発
・松江工芸つながるプロジェクトをスタート

【意気込み】
地元も大好きですが、松江に移住して本当に良かったです!松江市移住地域おこし協力隊になったからこそ出来たことが沢山あるので、活動を通して伝えていきます♪

令和5年度より活動(8期生)

河邉匡太さん

河邉さん

【出身地】
神奈川県鎌倉市

【経歴】
鎌倉で高校まで過ごし、高3で1年間アメリカに交換留学。大学もアメリカへ。商社マンとして中国・大連に駐在したほか、ゴルフ場やコンビニ等多岐業態のM&A・企業再生/経営に携わる。2016年に鎌倉市でインバウンドを活用した地域活性化事業を立ち上げ。2023年4月、家族で松江へ移住し、松江市地域おこし協力隊としての活動を開始、現在に至る。

【活動内容】
松江には、松江らしさや市内のその土地の良さ、を維持・進化させられるような環境作りの過程に寄与したいと想いで来ました。1年目は、市内のそれぞれのエリアにおいての独特な生活文化や特徴、また、島根県内・外の「まちづくり」への取り組みを見聞きさせて頂きました。
2年目以降では、松江市内の特定の地域に対して具体的に関与できたらと思っています。自身の強みは、多種多様な業種や立場、海外での経験値と、しがらみのないよそ者視点&発想に基づいた課題解決力(フットワークの軽さ)だと思っていますので、「ぜひ、うちの地域に関わってほしい」という地域がありましたらどうぞお声がけください。
引き続き、1年目にお声がけ頂いたインバウンド観光/海外観光客受入環境作りサポート活動、進めます。

【意気込み】
5歳の息子を連れての移住、想像以上に自然・歴史・文化の豊かで山陰での子育てを大いに楽しんでいます。もっともっと息子を連れまわして山陰を満喫し、山陰のよさを外に発信します!
やっぱり素敵なマチ「松江」。「松江が松江らしく」さらに素敵なマチになることを、ずっと素敵なマチである続けることに少しでも寄与できたらと思っています。

仲田悠生さん

仲田さん

【出身】
出雲市

【経歴】
広島市で調理師をおよそ18年務める。フレンチやイタリアンの調理師を経て、直近はワインバーの料理長。ワインに造詣が深い。
フレンチ・イタリアンをベースに、野菜を中心とした日本の食材を使った料理を作ってきた。

【活動目標】
松江の食材、生産者や陶器の作り手など『食』に関わる人たち、地域課題。これらを繋げて活用に取り組み、地域に貢献したいです。また、市外・県外の方とも『食』を通じて松江に繋がりを持ってもらえる活動がしたいです。

【意気込み】
大好きな松江に来られて嬉しいです!将来は島根・松江の食材や器を使い、地域の方々が集うお店を作りたいです。地域の方々と協力しながら、少しでも貢献できるように行動していきます。

令和6年度より活動(9期生)

森山友美さん

森山さんの写真【出身】
松江市

【経歴】
京都へ進学後、神奈川、東京を経てUターン。長くジュエリーブランドの販売・店舗運営・SNS発信を担う。前職はWEBスクールのスタッフ。

【活動目標】
「情報発信に力を入れたい」
松江市は、飲食店やスポット、建物など、私が住んでいた15年前と比べて魅力的な空間が増えていると感じます。だからこそ、変わらない歴史や文化、自然がより一層引き立っている姿に魅了されました。
それと同時に、松江での暮らし方や楽しみ方に興味をもちました。
Uターン目線での発信で、市内外を問わず松江との接点を一つでも増やし、「なんか良いかも!」と思ってもらえるきっかけづくりをしたいと思います。

【意気込み】
松江を一度離れたからこそわかる感覚や経験を活かし、私自身松江を楽しみながらみなさんに共有していければと思っています!

林隼平さん

林さんの写真【出身】
松江市

【経歴】
高校卒業後、大阪にあるスポーツ専門学校へ入学。在学中にアスレティックトレーナーを含めた様々な資格を取得し、卒業後は兵庫県明石市のスポーツ整形外科へ就職。スポーツ選手・スポーツ愛好家・高齢者・子どもと様々なカテゴリーの方々に携わる中で、身体を整える「コンディショニング」の重要性を痛感。生まれ育った松江の地でその考えを広めたいと考え、Uターンし、地域おこし協力隊に。

【活動目標】
前職ではスポーツ選手や愛好家に携わることが多く、パフォーマンスを最大限発揮するために身体のコンディションを整えるサポートをしていました。ただ、整形外科には痛みを持った一般の方々も多く来院されており、一般の方々にもコンディションを整える重要性を伝えたいと考えるようになりました。
痛みや不調を出さず、豊かな生活を送るための「コンディショニング」を文化として松江の地で広げたいと考えています。

【意気込み】
生まれ育った松江の地で活動できることが楽しみです!一度県外に出たからこそ、松江の良さをひしひしと感じています。そんな素敵な松江の地で暮らす方々が活き活きと生活できるような取り組みをしていきます!
自分自身も松江ライフを楽しみます!!

地域おこし協力隊卒業生(OB/OG)のご紹介

令和3年度から令和5年度まで活動(6期生)

岡田さつきさん

岡田さん【出身地】
松江市

【経歴】
2020年まで東京で勤務。医療機器メーカーで医療従事者向けの宣伝販促、広告代理店でメディアの広告スペース購買などを担当。2021年春におよそ40年ぶりにUターンして、地域おこし協力隊に。

【活動内容】
地域の人も関係人口も観光客も一緒になって楽しめるような場づくりを目指しています。現在は、月1回のポップアップ八百屋を開いたり、コワーキングスペース縁雲の運営に携わったりしながら、あれこれと修行中です!

【意気込み】
卒業後には八百屋カフェの開業を目指しています。そこが、地域の農産物やその生産者さんと地域の皆さんをつなぐ場所になり、関わるすべての方々にとって心やすらぐたまりばにもなるよう、準備を進めてまいります。

北村恵理さん

北村さん【出身地】
神奈川県

【経歴】
神奈川県で生まれ育ち、百貨店や化粧品通販会社で働きながら舞台制作を行う。サポートしていたチーム「酒林堂」の松江公演をきっかけに2016年にはじめて松江へ。その後年々松江への思いを募らせ、移住を決意。

【活動内容】
(1)お寺を会場にした活動。お香づくりや写経などお寺の空間で体験するイベントを行っています。ご協力いただけるお寺はいつでも募集中です!
(2)ジオパークガイドの活動。認定ガイドとなりました、美保関や八束を中心にガイド活動をはじめています。まだまだ勉強中…!
(3)お茶の販売。くろもじを使ったお茶の販売や、ふるまいを行っています。

【意気込み】
「松江を一生に一度にしない」が私の活動テーマです。松江にまた来たい、離れても関わっていたい、そんな人を増やしたいです。
移住者、よそ者の目線を忘れずに、少しずつでも活動を続けていきます。

川本珠子さん

川本さん【出身地】
東京都

【経歴】
祖父、祖母、母親が民藝・工芸好きであり、幼い頃から良いものを見たり、触れたりして育つ。
島根に興味を持ったきっかけは、出西窯との出会い。そして、島根と東京を結ぶ講座「しまコトアカデミー」を通じて島根との心の距離が近くなったことから、松江に移住するきっかけを掴む。

【活動内容】
松江、山陰の作り手さんの良さを広める、作品を購入したくなる、工房に訪問したくなる人たちが一人でも多くなるように日々奔走中。「情報発信、記事執筆(松江のこしらへwebマガジンの運営)」・「工芸、クラフト、松江の産品の小売事業」・「デザイン」の3軸を通して活動する。

【意気込み】
座右の銘は「人間万事塞翁が馬」

この記事に関するお問い合わせ先

産業経済部 定住企業立地推進課
【企業の立地に関すること】電話:0852-55-5216(企業立地係)
【移住相談・就業支援】電話:0852-55-5215(定住雇用推進係)
ファックス:0852-55-5553
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