大雪・凍結対策

更新日:2023年02月27日

各家庭での対策

大雪・凍結による被害は気象情報等により、ある程度発生を予測できますので、対策などにより、被害を軽減することができます。

大雪・凍結に関する気象情報に注意しましょう

大雪・凍結によって災害が予想される場合には、気象庁から気象情報が発表されます。
テレビ・ラジオ・インターネットなどで気象情報を入手して、災害の発生に備えましょう。

松江市における発表基準

  • 大雪注意報:降雪の深さ平地12時間15センチメートル、山沿い12時間25センチメートル
  • 大雪警報:降雪の深さ平地12時間25センチメートル、山沿い12時間35センチメートル
  • 低温注意報:最低気温マイナス4度以下(気温は松江地方気象台の値)

必要なものを備蓄しましょう

  • 積雪による流通のストップに備えて、水・食料、常備薬、日用品などを多めに(最低3日分、できれば7日分)備蓄しましょう。
  • スコップなど除雪用具を用意しましょう。
  • 停電やエアコンの故障に備え、電気を使わない暖房器具(使い捨てカイロなど)を用意しましょう。

大雪警報・注意報が発表されたら

備蓄品の確認や行動計画をたてましょう

  • 暖房器具の燃料(灯油など)を多めに用意しましょう。
  • 自家用車のガソリンは満タンにしておきましょう。
  • エアコンの室外機は雪に埋まると作動しなくなることがあります。雪で埋もれないよう、室外機の状態を確認しましょう。
  • 平時の2倍以上時間がかかると思って、早起きするなど時間に余裕をもった行動計画をたてましょう。
  • 不要不急の外出は控えるようにしましょう。
  • 万が一の断水に備え、水をためておきましょう。

積雪時の外出で注意すること

雪道・凍結路面の歩き方
  • 滑り止めがついている長靴等を履く。
  • 転倒に備え、手袋・帽子をつけ、両手はいつでも使えるようにする。
  • 用水路等の位置が雪でわかりにくくなっている場合があるので、歩く位置をしっかり確認する。
雪道を歩くとき

重心を前におき、できるだけ足の裏全体を路面につけるように歩く(地面と接する面を多くして滑りにくくします)。

凍った路面を歩くとき

小さな歩幅で、足の裏全体をつけて歩く「すり足」のように歩く。

自動車を運転する場合
  • 車の前後の雪かきをするときは、雪がマフラーをふさいで排気ガスが車内に充満しないよう、マフラー周辺の雪を取り除きましょう。
  • 車の屋根に積もった雪は十分に取り除きましょう。取り除かないと、走行中にブレーキをかけた際の勢い等で、車の屋根の雪が大量にフロントガラスにすべりおち、視界が遮られ、大変危険です。
  • 気象情報や交通情報を確認し、通行止めになりそうな道路は避けましょう。
  • 速度を控えて、車間距離を十分にとりましょう。
  • ブレーキペダルを踏むときは、早めのタイミングで少しずつ踏み、ゆっくり速度を落とします。
  • カーブはゆっくり曲がりましょう。
  • 吹雪など視界が悪い時は、ライトを点灯しましょう。
  • 万が一、立ち往生などの場合に備えて防寒着やスコップなどの除雪用具、携帯電話などを持っていきましょう。
雪道・凍結路面での、自転車の走行は危険です

雪道・凍結路面での自転車走行は、すべったりバランスを崩して転倒するおそれがある上、歩行者や自動車との接触事故となる危険性をはらんでいます。
自転車は、原則的に車道の左側の端を走行しなければなりません。
積雪時には自動車の走行によって寄せられた雪山等により、走行が困難な状態になります。
そのような場合に、走りやすいからといって自動車のタイヤの跡を走ったりしますと、自動車との接触事故の危険性が高まります。
また、交通量が著しく多くかつ車道が狭い場合など安全上やむを得ない等の場合に、例外的に歩道を走行する場合でも、積雪・凍結時は、踏み固められた雪の凹凸や凍結などで走行が非常に困難なうえ、転倒した際に歩行者をまきこむおそれがあります。

事故にあってからでは取返しがつきません。雪道等での自転車の走行は控えましょう。

低温注意報が発表されたら

水道管・ガス給湯器の凍結予防

気温が下がると、水道管、ガス給湯器や給水・給湯配管の中の水が凍り、管が破損したり水やお湯がでなくなる恐れがあります。
以下のページを参考に、事前に予防策を実施しましょう

雪かき(除雪)の安全対策

  • 必ず携帯電話を持ちましょう。もし事故が起こった時に助けを求めることができます。
  • 雪かきの前に準備運動をしましょう。重い雪を運ぼうとして力を入れると、血圧や脈拍が急激に上がり体に負担がかかりやすくなります。
  • 周りの状況を確認しましょう。屋根からの雪の落下に巻き込まれたり、凍結した路面部分で転倒するなどの恐れがあります。
  • 体をひねるようにして雪を捨てると、腰などを痛めやすくなります。雪を投げ出したい方向に体を向けて、正面に捨てるようにしましょう。

雪かきのルール

歩道や玄関等の雪は、道路に出さずに敷地内に積み上げておきましょう。
道路に雪を捨てると、スリップ事故の原因となる可能性があります。
(道路に雪を捨てる行為は、道路交通法及び島根県道路交通法施行細則で禁じられています。)

地域の助け合いによる除雪

民有地の除雪は、各家庭又は各事業者による対応が原則です。
高齢者世帯など各家庭での除雪が困難な場合については、地域の方の協力が必要になります。
助け合いの除雪に協力いただきますようお願いいたします。

県・市が行う道路除雪作業について

原則として、15センチメートル程度の積雪があった場合に、主要幹線を一次路線とし、最優先に除雪を実施します。
次に公共性の高いバス路線を二次路線として実施いたします。

この記事に関するお問い合わせ先

防災部 防災危機管理課
電話:0852-55-5115(危機管理係)、0852-55-5174(防災情報係)
ファックス:0852-55-5617
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