プルサーマルの概要

更新日:2023年02月01日

概要

 プルサーマルとは、使用済燃料を再処理して回収したプルトニウムを、核分裂しにくいウラン238などと混合した「MOX燃料」にして、原子力発電所(軽水炉)で再利用することです。(プルトニウムの「プル」と軽水炉を意味するサーマルリアクターの「サーマル」を合わせた造語です。)
国は、「エネルギー基本計画」(2007年3月閣議決定)ならびに「原子力政策大綱」(2005年10月閣議決定)において、当面プルサーマルを着実に推進することとしています。

プルサーマルのしくみの説明図

MOX燃料とは

現在、原子力発電所で使用しているウラン燃料中のウラン235の代わりに、使用済燃料の再処理によって回収したプルトニウムを混ぜた燃料です。(MixedOxideの略)燃料棒や燃料集合体の大きさや形は、現在使用されているウラン燃料と同様です。

MOX燃料の説明図

この記事に関するお問い合わせ先

防災部 原子力安全対策課
電話:0852-55-5616
ファックス:0852-55-5617
お問い合わせフォーム