日本脳炎特例措置対象

更新日:2024年04月01日

日本脳炎の予防接種は平成17年度から平成21年度まで積極的勧奨の差し控えがありましたが、その後新しいワクチンが作られ、現在は日本脳炎予防接種を通常に受けられるようになっています。この間に接種機会を逃している方を対象に特例措置として日本脳炎予防接種を定期接種として受けることができます。

日本脳炎について

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではなくブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7日から10日の潜伏期間のあと、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。

流行は西日本地域が中心ですが、北海道などの一部を除く日本全体に分布しています。

感染者のうち100人から1000人に1人が脳炎等を発症します。脳炎のほか、髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約20%から40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。

日本脳炎ワクチンの副反応

予防接種後健康状況調査の報告では、37.5℃以上の発熱は翌日に最も多く、次いで接種当日です。また、接種した部位の腫れなどの局所症状も接種翌日が比較的高く、次いで接種当日となります。

対象者

松江市に住民登録している人で、下記の対象者は無料(公費負担)で受けることができます

  • 平成16年4月2日から平成19年4月1日生まれの人:1期(3回)と2期(1回)の計4回のうち不足分を20歳の誕生日前日まで接種可能

接種回数とスケジュール

平成23年5月19日までに、全く接種していない人

  • 6日以上(6日から28日)の間隔をおいて2回目を接種
  • 2回目から6か月以上(標準:おおむね1年)の間隔をおいて3回目を接種
  • 3回目から6日以上おいて4回目を接種

平成23年5月19日までに、1回以上接種している人

  • 6日以上の間隔をおいて計4回のうち不足分を接種

予防接種の受け方について

下記のリンクから確認して、接種してください

実施場所

接種可能な医療機関は、下記のファイルからご確認ください

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
電話:0852-60-8162(保健総務係)
電話:0852-60-8174(保健企画係)
電話:0852-60-8154(地域保健グループ橋北)
電話:0852-60-8156(地域保健グループ橋南)
電話:0852-60-8173(予防接種室)
ファックス:0852-60-8160
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