小児用肺炎球菌
小児肺炎球菌について
肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。
肺炎球菌による化膿性髄膜炎の罹患率は、ワクチン導入前は5歳未満で年間150人前後が発症していると推定されていました。致命率や後遺症例の頻度はヒブによる髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。
(公益財団法人予防接種リサーチセンター2022「予防接種と子どもの健康」一部抜粋)
小児肺炎球菌ワクチンの副反応
接種部位の局所反応と腫脹、紅斑、硬結などが認められます。非常にまれですが、ショック、アナフィラキシー様反応(通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんを伴う重いアレルギー反応のこと)、けいれんなどの副反応が報告されています。
このような症状があったり、疑われた場合は、すぐに接種した医師にご相談ください。
対象者
松江市に住民登録されている人で、下記の対象者は無料(公費負担)で受けることができます
- 生後2か月から5歳の誕生日前日までのお子さん
接種回数とスケジュール
【接種開始が、生後2か月から7か月の前日までの場合】(計4回)
初回(計3回)
- それぞれ27日以上の間隔をあけて3回接種(標準的な接種:接種開始は生後2か月から7か月未満、1歳未満までに接種を終了する)
追加(計1回)
- 満1歳以降に、初回終了後60日以上の間隔をあけて接種(標準的な接種:1歳以上1歳3か月未満で接種する)
【接種開始が、生後7か月以上1歳未満の場合】(計3回)
初回(計2回)
- 27日以上の接種間隔をあけて2回接種
追加(計1回)
- 初回終了後60日以上の接種間隔をあけて、1歳以降に1回接種
【接種開始が1歳以上2歳未満の場合】(計2回)
- 60日以上の接種間隔をあけて2回接種
【接種開始が2歳以上5歳未満の場合】(計1回)
- 1回接種
予防接種の受け方について
下記のリンクから確認して、接種してください
実施場所
接種可能な医療機関は、下記のファイルからご確認ください
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康推進課
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
電話:0852-60-8162(保健総務係)
電話:0852-60-8174(保健企画係)
電話:0852-60-8154(地域保健グループ橋北)
電話:0852-60-8156(地域保健グループ橋南)
電話:0852-60-8173(予防接種室)
ファックス:0852-60-8160
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更新日:2024年04月01日