高齢者肺炎球菌

更新日:2024年05月01日

高齢者肺炎球菌の予防接種について

平成26年10月1日から高齢者肺炎球菌ワクチンが定期予防接種(国が国民に接種を推奨するワクチン)になりました。

  • 主に個人が予防目的のために行うものであることから、受けることは義務ではなく、ご本人が接種を希望した場合のみ接種できます。
  • 定期接種は生涯で1回のみとなります。

対象者

65歳を超える方を対象とした経過措置は2024年3月31日に終了しました。

2024年4月からは松江市に住民登録されている下記の方が対象者となります。

  • 65歳の方

(注意)定期の接種の機会は65歳の1年間です。定期接種の対象となる方で、接種を希望する方は、接種の機会を逸することがないようご注意ください。

  • 60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方
  • 60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活がほとんど不可能な方

予診票の送付について

  • 令和5年度中に65歳を迎えた方は、66歳の誕生日前日まで(65歳の間)接種することができます。令和5年4月に送付した予診票を使用してください。
  • 新たに65歳を迎える対象者の方には、誕生月前月末に、案内文と予診票を住所地へ郵送いたします。

(注意)対象の方で予診票を紛失された方は、健康推進課予防接種室(0852-60-8173)までお電話ください。

(注意)転入者のうち対象の方は予診票を発行しますので、健康推進課予防接種室(0852-60-8173)へお電話ください。

肺炎球菌とワクチンについて

  • 肺炎は日本の死亡原因の第5位であり、成人の肺炎の約2~3割は、肺炎球菌という細菌により引き起こされるとの報告があります。
  • 肺炎球菌は、このほかにも、血液の中に最近が回ってしまう肺血症(はいけつしょう)などの重い感染症の原因になることがあります。
  • 肺炎球菌による感染症に対して、すべての肺炎などが防げるわけではありませんが、有効性・安全性が確認されているワクチンがあります。

ワクチンの効果

  • 肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種に使用される「23価肺炎球菌ワクチン」には、そのうちの23種類の血清型を対象としたワクチンです。
  • この23種類の血清型は、成人侵襲性肺炎球菌感染症(注釈)の原因の約4割~5割を占めるという研究結果があります。
  • このワクチンは、対象とする血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。

(注釈)侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

ワクチンの安全性

  • このワクチンの接種後に、副反応が生じることがあります。
  • 主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤身、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。
  • 接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐに医師にご相談ください。

実施場所

接種可能な医療機関は、下記のファイルをご覧ください。

費用

費用:3,200円

  • 生活保護受給中の人は無料です(生活保護受給証明書を予診票と一緒に医療機関へ提出してください)

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
電話:0852-60-8162(保健総務係)
電話:0852-60-8174(保健企画係)
電話:0852-60-8154(地域保健グループ橋北)
電話:0852-60-8156(地域保健グループ橋南)
電話:0852-60-8173(予防接種室)
ファックス:0852-60-8160
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