「まつえDANDAN食べきり運動」

更新日:2023年03月20日

「まつえDANDAN(だんだん)食べきり運動」についてです。見慣れないキャラクターですが、「武者ムシャ君」といいまして、今回松江市で作ったキャラクターです。誕生日が10月30日、これは食品ロス削減推進法で定められている食品ロス削減の日になります。今、よく食品ロスという問題が取り上げられています。日本では年間、約500万トンの食品が廃棄されていると言われています。これは、毎日、国民全員がご飯茶わん1杯分の食品を捨てていることになります。食べ物を無駄にしているだけではなく、それを処理するのに多額の費用がかかり、地球温暖化の原因になる二酸化炭素の排出など、影響が出ている状況です。松江市としても、この食品ロスの削減に向けての取り組みを進めたいと思っており、今回、このキャラクターで皆さんにご協力をお願いしたいと考えています。

ちなみに、このよろいかぶとは、自分で食べたシジミの殻から自分で作ったもので、手にしているフォークは、奥出雲の親友からもらったもので、たたら製鉄で作られています。このお茶わんのマークは、玉湯の湯町窯で作ったマイ丼(どんぶり)になっています。今回この、まつえDANDAN食べきり運動協力店を募集します。食品ロス削減に取り組んでいる事業者さんに、この運動協力店として登録していただくと、市がその取り組みをPRすることで、食品ロスの削減を推進していくという企画です。この登録の要件は、松江市内で営業する飲食店、宿泊施設、食品小売店などで、2つ以上の取り組みを既に行っているか、計画しているということを条件としています。例えば飲食店ですと、小盛りのメニュー、ハーフサイズメニューを導入している、食べ残しを減らすための呼びかけ、持ち帰り希望者への対応、小盛りや食べきり割引、特典等があるかといったところです。食品小売店については、ばら売りや量り売り、少量パックによる販売、消費期限・賞味期限間近の食品や閉店間際の割引販売、食品廃棄物のリサイクルなどに2つ以上該当している事業者が登録の対象となります。登録していただいたお店、宿泊施設等は、松江市のホームページでご紹介します。今日から募集を開始し、随時受け付けてまいります。

そして、もう一つ、これから新年度を迎え、歓送迎会も増えるかと思います。この「30・10(サンマルイチマル)運動」というのをご存じでしょうか。宴会やパーティーなどで、開始30分間は、味わいタイムとして、まずは出来たての料理を楽しみましょう。お楽しみタイムで、料理を楽しみながら親睦を深め、最後の10分間を食べきりタイムとして、きちんと食べましょうというのが、30・10運動です。食べ残しを減らすことで食品ロスの削減に結びつけていく取り組みですので、皆さんもできるところから始めていただければと思っています。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 広報課
電話:0852-55-5125
ファックス:0852-55-5665
お問い合わせフォーム