新企業団地の整備
企業団地は、一定の場所を市が造成して、そこに工場や企業の拠点を置いていただくといった企業立地促進のための団地です。
現在、松江市における企業団地の状況は、空きがほぼない状況です。資料P16に4つの団地を書いていますが、それぞれ分譲済みがほとんどで、現在残っているのは3区画しかない状況にあります。
民間企業の皆様からは、松江において生産拠点、研究開発拠点を設けられないかという問合せをこれまでもいただいていましたので、企業立地を促進して経済基盤を整え、新たな雇用の創出を図ることを目的に、新たな企業団地の開発・整備に着手したいと考えています。
昨年度から適地を幾つかリストアップして調査をしました。市内17か所の候補地を定め、それぞれについて、松江市として重要視する項目を点数化し、その中で判断しました。重視する項目の例としては、交通の便や物流・人流のための便がいいインターチェンジに近接していること、松江市都市マスタープランとの整合、あるいは埋蔵文化財の試掘調査済などです。
その結果、最高得点となった、下東川津と上東川津町にまたがる中尾地区を今回の開発候補地として選定しました。ここを候補地として、今後、調整を進め、基本計画の策定や用地の取得交渉、工事の設計、造成工事などを計画的に実施していきたいと考えています。順調にこれらの取組が進むと、令和9年中の分譲開始というのが目途になりますので、そこをめざして、これから取り組んでいきたいと考えているところです。
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更新日:2024年07月22日