まつえワーク・ライフ・バランス推進宣言

更新日:2023年02月01日

松江地域でのワーク・ライフ・バランスの推進に向けて、松江地区商工会・商工会議所連携協議会会長、連合島根松江・隠岐地域協議会議長、国立大学法人島根大学学長、松江市長の4者で以下のとおり宣言しました。

宣言文

我が国は、急激な人口減少時代を迎えています。特に島根県は進学・就職等による県外流出が著しく、ますます厳しい状況に直面することが予測されます。そんな状況を打開するためには、魅力ある働く場の確保が最も重要です。これからの生活を考えるとき、仕事のやりがい・達成感が得られることはもちろんですが、少子高齢社会においては育児や介護などへの参加、また、自己啓発の時間が確保できることなども魅力ある職場の重要な要素となってきます。すなわち、仕事と家庭生活を両立できるような職場環境こそが、これからの優秀な人材を確保するうえでも、女性の活躍を促すうえでも、最も重要視すべき点と言えます。

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進に取り組むことは、企業や大学にとって人材の確保につながるだけでなく、企業・団体のブランドイメージ及び労働生産性の向上を図ることにほかなりません。また、働く人にとっては安心して働き、健康で豊かな暮らしの実現に向かうことでもあります。さらには、このことが働く人の地域活動への参画をも促し、性別にかかわらず全ての人がその能力・個性を発揮しかつ責任を担う豊かな松江を実現することであり、社会全体の活力向上にもつながります。

「暮らしやすさ全国一」の松江にさらなる磨きをかけ、経済界、労働界、教育機関、行政が一体となり、松江市で住んでみたい、住み続けたいと実感してもらえる「人や企業に選ばれるまち」をめざしたまちづくりを力強く推し進めるため、次の取り組みを推進することを宣言します。

  1. ワーク・ライフ・バランスの推進を図るため、取り組みに賛同する企業・団体の組織を立ち上げ、加入を促進し、ワーク・ライフ・バランスを推進する企業・団体の輪を大きくしていきます。
  2. 市民一人ひとりにワーク・ライフ・バランスを推進する必要性を発信します。
  3. 仕事と生活の両立に配慮でき、業務成績を上げる工夫にも取り組む経営者や管理職、いわゆる「イクボス」の普及と養成に取り組みます。
  4. ワーク・ライフ・バランスの推進に積極的に取り組む企業・団体を支援し、学生の地元企業への定着を促します。

平成28年7月15日

古瀬誠(松江地区商工会・商工会議所連携協議会会長)

木下幹也(連合島根松江・隠岐地域協議会議長)

服部泰直(国立大学法人島根大学学長)

松浦正敬(松江市長)

1人の男性が宣言書をもち、スーツを着た4名の方が一列に並びまつえワーク・ライフ・バランス推進宣言での記念撮影をしている写真

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 人権男女共同参画課
電話:0852-55-5426(人権施策推進係)
電話:0852-55-5425(学校人権教育係)
​​​​​​​電話:0852-55-5477(男女共同参画係)
ファックス:0852-55-5542
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