子育て世代で帰ってきたくなる街づくりを考えていってほしい(受付日:2024年3月6日)

更新日:2024年07月24日

寄せられたご意見

住みたい都道府県・市町村・移住者人気ランキングが最近話題となり、テレビでも紹介されていますが、市長はご覧になられた事がありますか?

ランキング上位は子育てに手厚い市町村として、高校まで医療費無料、教育格差を無くす為、塾代・学校の授業料無料・給食費無料。子供の人数に応じて祝い金の支払い。

また、子供の為の施設を増やしたり、若い人達が帰ってきたくなる街づくりの推進。

また、移住者支援金としてお金がもらえたり、新築費用としてお金がいただけたり、空き家再生プロジェクトとして、空き家に住んだ家族には支援金がいただけたりと、ありとあらゆる政策をしている都道府県・市町村があります。

松江市は4月から中学生の医療費無料になったものの、他の政策は長年変わらず。

若者(10代20代)のこれからが楽しみな世代が楽しむ場所も無く。

これでは移住者(出ていく人達)が増える一方で入る方はいないのではないでしょうか?

若い方達が都会にでても、子育て世代で帰ってきたくなる街づくりを考えていってほしいと切に願うばかりです。これからの活気あふれる街づくりをしていってください。

ご意見に対する回答

本市では、市民のだれもが「ここに生まれてよかった ここで育ててよかった」と実感していただける子育て環境をめざし、子育てに関する悩みや疑問をLINEで24時間365日相談できる「まつえの子育てAIコンシェルジュ」や、こどもの成長記録に加えて本市子育て支援センターのイベントや講座のオンライン予約ができる母子手帳アプリ「母子モだんだん」の導入、山陰初となる保育所の申し込み手続きのオンライン化など、デジタル技術を活用した子育て支援施策を展開しております。

こうした点が評価されて、昨年12月に某新聞社が発表した「共働き子育てしやすい街ランキング」では、中国地方で第1位にランクインいたしました。

併せて、子育てしやすいまちづくりを進めるため、子育て世代の皆様のご意見を積極的に取り入れたいと考えております。一例として、昨年1月に実施した市民アンケートにおいて、多くの方から寄せられた「雨の日の遊び場が足りない」とのご意見を踏まえて、室内でこどもたちが遊べる場所を市内2か所に新たに開設したところです。

また、昨年6月には、国が推進する「こどもまんなか社会」の実現に向けて、「こどもまんなか応援サポーター」を宣言するとともに、11月19日を「いい育児の日」の語呂合わせで「子育ての日」に制定し、親子で参加できるイベントを開催するなど、本市全体で子育てを支える機運の醸成を図っております。

さらに、金銭的な支援につきましては、ご指摘の通り、この4月から中学生までのこども医療費を無償化いたしました。

引き続き、子育て世帯が安心して子育てできる環境が確保されるよう、国に対して必要な要望を行うとともに、本市の独自支援についても充実に努め、「子育て環境日本一」に向けて取り組んでまいります。

移住・定住の支援につきましては、本市専属の移住コンシェルジュによるワンストップ窓口を設置し、住まいなど暮らしに関する相談対応や支援制度の紹介を行うとともに、ふるさと島根定住財団と連携して就業先にかかる情報提供を行っております。

支援制度の一例として、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の1都3県から移住される方に対する「わくわく松江生活実現支援補助金」や、市内で新たに三世代同居・近居を始める子育て世帯に対して移転費用の一部を補助する「松江市三世代同居・近居住宅移転費補助金」を設けております。

また、今年度から、上記1都3県の大学に在学する学生が、島根県内に所在する企業への就職と本市への移住の意向があるなどの要件を満たした場合に、就職活動に要する交通費を補助する「UIターン就職学生支援事業」をスタートしています。

そのほか、松江市内で暮らすこどもたちが故郷への愛着を深め、将来の地元定住やUターンにつながるよう、小・中学生の「ふるさと学習」や、大学生・高校生が企画・運営する「MATSUE学生祭」の支援に取り組んでおります。

今後も市民の皆様のニーズを把握し、本市が目指す将来像である「夢を実現できるまち 誇れるまち 松江」の創造に向けて力を尽くしてまいりますので、お気づきのことがございましたら、ご意見をお聞かせいただけますと幸いです。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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