松江市殿町に建つ予定の19階建てマンションについて(受付日:2024年4月17日)

更新日:2024年08月07日

寄せられたご意見

松江が大好きでリピーターになった方々を何人も知っています。2週間程前に横浜からリピーターが、観光地周りや会食で10万円近く落としてくれました。ところで、そのリピーター達の心にあるのは、都会では見られない低層住宅の心の落ち着き、懐かしさ等々。地方銀行などの高層ビルは、落ち着いた国宝松江城の街にはとんでもないものです。

ところが今度、元大名屋敷が在った県庁の向かいに19階建てマンションが建つ予定と聞き、松江市民一同驚き!憤り!に駆られています。丁度そのビルは「松平直政公像」と向かい合わせに。北殿町方向には4階建て迄の規制があります。なぜ南殿町の方に規制がないのか不思議です。本当に松江が好きなら、国宝松江城に見合う対処を願います。

ご意見に対する回答

松江城の周辺地域では、都市計画法や松江市景観計画により、歴史的な景観を保全・形成するための地区計画や、松江城など主要な展望地からの眺望を確保するための建築物の高さ規制を設けております。

一方で、殿町を含む市内中心部は、本市が平成30年3月に改定した「松江市都市マスタープラン」における「商業・業務地」であり、マンションをはじめとする高層建築物の立地が認められています。

市民の皆様が誇りと愛着を感じられる「松江らしい景観」を保全・創出するためには、現行の松江市景観計画の見直しが必要と考えており、4月30日に同計画における「眺望基準の見直し」と「松江城周辺の建物の景観基準の見直し」について松江市景観審議会に諮問し、5月22日より同審議会での審議を開始しました。加えて、景観事前協議制度(注釈)の導入に向けた意見聴取も実施しております。

今後、市民の皆様にもご意見を伺い検討を進めてまいります。

 

(注釈)景観事前協議制度

特定の区域において中高層建築物を建築する事業者に対して、景観にかかる事前協議を義務付けることで良好な景観形成を図る制度

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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