一畑百貨店跡地の利活用について(受付日:2024年5月1日)
寄せられたご意見
先日閉店となった松江駅前の商業施設の利活用ですが、(1)大学(情報科学系)のサテライトキャンパス、(2)IT企業のサテライトオフィスの誘致等をぜひお願いしたいです。
(1)について、私自身都会に進学・就職したのちにUターンしてきたのですが、島根県は大学進学先の候補が少なく、高校を卒業しても県外に出ざるを得ませんでした。
せっかく松江市に育ててもらったのに、大変勿体無いと感じていました。
松江市は「IT企業の街」として浸透し始めていますし、利便性の良い駅前にサテライトキャンパスを誘致していただき、県内出身者のIT人材育成に力を入れていただきたいです。
(2)さらにその人材の受け皿として、サテライトオフィスの誘致をお願いいたします。
近年、東京の各IT企業はリスク分散のため、地方に技術部門と共にバックオフィスやコールセンターを移転しています。(地方の大都市にではなく、町村などへの移転も多いです)
南海トラフ地震等のリスクの少ない松江市は必ずその受け皿になれると思います。
また、オフィス設立が叶わなくとも、リモートワークがほぼ普及しているIT企業勤務者に対して飛行機通勤費の補助等をアピール材料にした移住者募集も効果があると思います。
若年層の人口が少なくなり、商業施設も閉店となり、衰退していく故郷を見るのは忍びないです。
Uターンを考えたときも、松江市での子育てのし易さや自然環境はとても良いのですが、子どもを育てられるだけの収入が得られる仕事がなかなかないなと感じました。
そのために市長のお力で是非、松江の駅前に未来の希望を感じられるよう、営業・誘致をお願いします。
ご意見に対する回答
JR松江駅前周辺の再整備につきましては、平成28年からその必要性や課題などについて検討を図っておりましたが、コロナ禍による地域経済の停滞や将来見通しの不透明感から思うように進んでおりませんでした。
そこで、昨年12月に本市と松江商工会議所が共同で「松江駅前デザイン会議」を設置し、中長期的な視点から松江駅前のあるべき姿についての検討をスタートしております。
この「松江駅前デザイン」の策定にあたっては、松江市総合計画「MATSUE DREAMS 2030」(令和4年3月策定)や「中心市街地エリアビジョン」(令和4年3月策定)との整合を図り、松江駅前を「日常的に人々が憩い集う松江の顔・玄関」とすべく議論を重ね、本年秋頃を目途に取りまとめたいと考えております。
いただいた、「大学(情報科学系)のサテライトキャンパス」「IT企業のサテライトオフィス」として跡地を利用するご提案につきましては、松江駅前の賑わい創出を検討するうえで参考とさせていただきます。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2024年08月07日