松江城の天守閣について(受付日:2024年6月19日)
寄せられたご意見
日々の公務御苦労様です。
以前より気になっていたのですが、
お城の天守閣には何故畳が敷いて無いのでしょうか?
最近は軽く防水効果のある畳があるそうですし、外国からのお客様の為にも、出来るだけ当時のありのままのお城を見て帰って頂けた方が、再来日にも繋がるのではと感じます。
他の城にはない魅力があればと…
ご意見に対する回答
ご承知のとおり、松江城天守は現存する貴重な天守の一つであり、平成27年に国宝に指定されております。本市では、松江城天守の文化財としての価値を正しく伝え理解していただけるよう、調査研究の成果に基づく固有の姿を公開することとしています。
いただいたご意見のとおり、幕末頃の絵図面によれば、藩主が松江城天守に登閣した際には、天守最上階の5階に畳を敷いていたことが判明しています。しかしながら、昭和25~30年に行った解体修理時の調査の結果、日頃から畳を敷いていたとは認定されていないため、公開に当たり畳は敷設しておりません。
今後とも、江戸時代における松江城天守の姿にできるだけ近い形でご覧いただけるよう、調査研究を進めてまいります。
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電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
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更新日:2024年08月20日