水害対策を本気で考えてほしい(受付日:2024年7月10日)
寄せられたご意見
もはや珍しくもなくなった黒田町から春日町に掛けての氾濫対策の一部と思われた擁壁かさ上げがまったく意味をなさなかったことがはっきりしました。松江北高のグラウンドと野球場地下に大規模な遊水池を作るしかないと思います。元々一面の田んぼだった低湿地の黒田町に建物が建ったことが根本の原因としても、低い土地の水を逃がすには更に低い場所を作るしかないですから。市民の財産命を守るという行政の責任を全うするなら、県と協力してこういう大胆なことに補助金を付けてもらって本気で考えたらどうでしょうか。
ご意見に対する回答
7月9日からの大雨では、松江市西津田の観測地で12時間あたりの降水量が観測史上最多となる209.0ミリを記録し、橋北地区の市街地をはじめ市内各地で浸水被害が発生しました。
橋北地区の治水対策につきましては、平成26年9月に島根県と策定した「松江市街地治水計画」に即して取り組んでおり、これまでに、くにびきメッセ付近に設置されている排水ポンプの能力増強や、住宅地の降雨を比津川などへ排水する小型ポンプの設置を行い、現在も、中川の拡幅や、その他河川にかかる護岸のかさ上げと小型ポンプの設置などを進めております。
河川改修は、梅雨や台風など洪水が起きやすい時期に施工できず、また広範囲にわたる用地取得も伴うことから長期間を要しますが、今後も国や県と連携して着実に推進してまいりますのでご理解ください。
なお、「松江市街地治水計画」では、松江北高校のグラウンドと野球場の地上部を河川調節池として位置付けておりますが、ご提案いただいた、地下への遊水地整備につきましては、治水対策を講じる際の参考にさせていただきます。
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電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
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更新日:2024年10月03日