車道と歩道間の植栽について(受付日:2024年9月2日)
寄せられたご意見
私は、松江道路側道南・北線の歩道をよく利用して田和山方面の店に自転車で出かけることがあります。8月末現在その道中で、クズ、ススキ、アカメガシワ等の植物が両側から繁茂して、通路が非常に狭くなっている所があります。自転車同士ですれ違うのが難しくなったこともあります。また車道にも伸びていて通行する車の邪魔にもなっています。毎年、このような状態が繰り返されていて段々悪化しているように感じています。市内には、同じような場所がたくさんあると思います。これらの植栽を綺麗に保つには、多くの人手や費用が必要だと思います。それで、次のような提案をしたいと思います。
1.植栽は、安全・景観確保と環境保全などの役目を果たしていると思いますが、現状だと歩道が狭くなると共に見通しが悪くなり、その多くの機能を失っていると思います。超高齢化社会を迎えるにあたり人手確保がより困難になることが予想されます。年々の除草費用を回して、道路沿いの植栽を撤去してアスファルト舗装にし、安全面で不安があるところは、ガードレールを設置すると良いと思います。
2.仲間と共に、市の事業である「道路愛護団(道路課)」や「ボランティア清掃(リサイクル都市推進課)」に取り組んでいます。このような活動があることをもっと市民に知らせて参加者を増やすことが大切だと思います。さらに、これらの活動について、次の点についてもご検討いただけませんでしょうか。
〇 道路愛護団・・・・現状1箇所、1万円の助成金で委託されていますが、複数箇所を担当できるようにし、2箇所目以降は、助成金を低く抑えるようにする。
〇 ボランティア清掃・・・たくさんの人に参加してもらえるように、お茶代、機器使用代など僅かでいいので、支給するようにする。
ご意見に対する回答
ご指摘のとおり、沿道の樹木や植栽の維持管理には多くの費用と人員を要するため、本市では、安全で快適な道路空間の創出と持続可能な維持管理を目的に、「松江市街路樹適正化計画」(平成31年3月)及び「松江市歩行環境整備ビジョン」(令和6年6月)を策定し、計画的に巨木化や枝の張り出しが生じた街路樹や植栽の間引き・撤去を行っております。
道路愛護団活動につきましては、1団体あたり1万円の基本委託金と、道路の草刈りや側溝の清掃など作業の内容と距離に応じた事業別委託金をお支払いしています。
このうち事業別委託金には、作業内容ごとに支払い対象となる回数に制限(例えば、「草刈り」は2回まで)を設けておりますが、1団体1か所までといった制限はなく、複数の道路にわたって活動される団体もいらっしゃいます。
引き続き、多くの市民の皆様に参加していただけるよう、「市報松江」や各公民館などを通じて当該委託金制度の周知を図ってまいります。
ボランティア清掃につきましては、市民の皆様が主体となって市内各地で年2回実施される「クリーンまつえ」などを通じて、市民の皆様への浸透と認知が進んでいるものと捉えております。
本市としては、無償で行なわれる清掃活動について、ごみ回収袋の提供とごみ回収により支援するとともに、本市公式LINEなどSNSを活用してさらなる参加の促進を図ってまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2024年11月29日