松江テルサの老朽化について(受付日:2024年9月9日)
寄せられたご意見
ニュースで、一畑百貨店跡地を含む松江駅周辺の再開発で、松江テルサを解体すると言うことを目にしました。松江テルサは老朽化が進行しているということですが、2000年に建てられた築24年の建物がなぜこんなに早く老朽化したのか、原因究明と再発防止策の検討が必要と考えます。まちづくりに関しては全く知見がありませんのでお任せしますが、新たな施設はできるだけ長く健全に保っていただきたいと思います。最近では栃木県の美術館の劣化が進行しているというニュースも目にしますので、デザイン重視で耐久性を疎かにするということがないことを望みます。
ご意見に対する回答
松江テルサは、平成12年に雇用促進事業団(その後、雇用・能力開発機構に改組)と財団法人松江勤労福祉振興協会(その後、一般財団法人に移行)により共同で建設されました。平成16年に雇用・能力開発機構が独立行政法人となり、同機構が所有するすべての勤労者福祉施設の譲渡・廃止を決定したことから、本市が同機構の持分を購入し、さらに平成31年には一般財団法人松江勤労福祉振興協会の解散に伴って同協会から持分の寄附を受けたことにより、本市が単独で所有することとなりました。
施設の老朽化につきましては、建築から24年が経過して建物や設備の経年劣化が進んでおり、空調設備、エレベーター、防災監視システムの更新など、本市で確認できる平成28年度以降、少ない年度で1,200万円、多い年度で5,200万円程度の費用を資して施設機能の維持を図っております。
今後も、建物外壁や非常口建具の修繕、消防用設備更新、舞台照明設備の修繕などが見込まれ、中期的な利用を念頭に置けば、さらに大規模な老朽化対策が必須な状況となっております。
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電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
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更新日:2024年12月25日