殿町マンション計画について(受付日:2024年9月25日)

更新日:2024年12月25日

寄せられたご意見

殿町マンション計画については完全に市の落ち度だ。

法的拘束力の無い審議会答申を慎重に検討せぬまま丸呑みし計画案を了承したくせに、事が大きくなったら、形だけの交渉を続けて金は出さないが高さを下げてくれなど厚顔無恥にも程がある。自分が相手の立場ならどう思うか考えろ。既に業者は若干とはいえ高さを下げているし、デザインも見直している。

これ以上下げてほしいなら、相応の金銭的補償は不可欠。それが礼儀であり筋を通すという事だ。

公共事業で不利益を被る方々に立ち退き料を補償するのと同じことだ。

相手方も市の要望を無下にすれば、社会的信用にかかわるから渋々応じているだけ。もっとも、私が事業者の立場なら交渉に応じる気すら失せるが。

何の補償もする気が無いなら高い授業料を払ったと思って潔く諦めろ。

ご意見に対する回答

松江城の周辺地域では、都市計画法や松江市景観計画により、歴史的な景観を保全・形成する地区計画や松江城など主要な展望地からの眺望を確保するため、建築物の高さ制限を設けるなどしております。

ご指摘いただいた殿町のマンション計画については、現行の景観計画に照らせば容認されるものの、松江城天守を上回る高さであるなど、「松江らしい景観」を保全する観点から望ましくないものと捉えています。

そのため、今年3月に京阪電鉄不動産株式会社に対して実施した計画見直しの要望に続いて、10月には親会社である京阪ホールディングス株式会社に対して計画見直しの要望をしましたが、先方から応じられないとの回答が示されております。

本市としては、市民の皆様が誇りと愛着を感じられる「松江らしい景観」を保全・創出するため、現行の松江市景観計画の見直しが必要と考えており、4月30日に同計画における「眺望基準の見直し」と「松江城周辺の建物の景観基準の見直し」について松江市景観審議会に諮問し、5月22日より同審議会での審議を開始しております。今後、市民の皆様にもご意見を伺い検討を進めてまいります。

加えて、景観事前協議制度(注釈)の導入について条例改正を行い、令和7年1月から施行することとしています。

 

(注釈)景観事前協議制度

特定の区域において中高層建築物を建築する事業者に対して、景観にかかる事前協議を義務付けることで良好な景観形成を図る制度

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
お問い合わせフォーム