特別支援教育・学びの場所の確保について(受付日:6月20日)
寄せられたご意見
1.私立中学、民間の施設に適応される特別支援就学奨励費の適応をお願いしたい
2.特別支援教育を受けて市立学校に行けなくなった児童の受け皿はなく民間施設への利用者の支援もない為、市立小学校の不登校の場合の学びの保障をしてほしい(雲南市には市の取り組みとして教育委員会との連携した場所の運営がある)
現在、当事者保護者が自力で施設を探し相談に行っている状態である
1・2の理由
特別支援教育を受けている二人の子どもの学びの場所と方法を探しています。
エスコと相談しながら進めていますが、松江市立小学校の対応が変わらず苦慮しております。その為、民間や私立中学校への進学を考えております。2016年の資料にもある通り、まだ提言が達成されず困っております。松江市特別支援教育の推進にもある通り、松江市立に通えない場合でも一貫した支援の実施をして頂きたい為、お願い致します。
3.エスコの権限を強化してほしい(指示内容が学校で通りにくい為)
発達障がいの特性に関してはエスコ職員の方が知識もあり理解もある。また医師の診断も学校内では伝えても履行されないことがあった。配慮等の指示が学校で行われるようにしてほしい
4.2と関係するが松江市民の学ぶ場所を確保するまでが学びの保障だと考える
市立学校で手に余るのであれば学ぶ場の確保を市として助けてほしい(すでに松江市の教育資源、民間は3件調べてあります)
上記の件で市議会議員に相談しております。詳細をお聞きいただいた上で現在の学校教育における課題と松江市の取り組みと対応と対策を、松江市を統括する市長のお考えとしてお聞かせ願いたいです。
ご意見に対する回答
このたびお寄せいただきました、特別支援教育に関するご意見についてお答えいたします。
(1)特別支援就学奨励費
特別支援教育就学奨励費は、「特別支援学校への就学奨励に関する法律」に基づき、公立・私立を問わず特別支援学校・学級に通う児童・生徒の保護者に対して給付するものです。本制度は、学校教育にかかる負担の軽減を目的としているところ、本市においては、該当する私立学校はなく、市立小中学校の特別支援学級等が給付対象となっておりますが、その他民間の施設に通う児童・生徒は給付の対象外となりますことをご理解ください。
(2)学び場の確保
本市では、登校が難しい児童・生徒の学びの場として「松江市青少年相談室」を内中原町に設置して、専任相談員が学習支援を行っております。
本相談室に特別支援教育の専門職員は配置しておりませんが、ご希望がありましたら、エスコ(松江市発達・教育相談支援センター)と連携のうえ、お子様に本相談室の見学や体験学習などを行っていただき、学習が可能かご相談させていただければと考えております。
また、本市では、オンラインでの学習支援などにも取り組んでおり、様々な選択肢をお示ししながら、学びの場を確保したいと考えております。
(3)エスコの権限強化
本市では、エスコと学校が一体となって特別支援教育を推進しておりますが、多様なニーズに対応すべく、両者がより一層連携を図るとともに、各学校においても校長のリーダーシップの下、特別支援教育の理解と充実に努めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2023年09月25日