一畑百貨店閉店後の跡地利用について(受付日:2023年7月13日)
寄せられたご意見
いつも市政にご尽力いただき誠に感謝しております。さて、早速ですがこの度直接ご意見をさせていただくのは【一畑百貨店閉店】に関する次の方針についてです。
【なぜ一畑百貨店は閉店に至ったか】を今から同時に考えなければなりません。一畑百貨店の経営内容ではなく、市民生活のトレンドと松江市中心部の環境がマッチングしていない状況こそ閉店に至った危惧されるべき問題だと存じます。
この問題は【コンパクトシティ松江】を目指す松江市において、最重要課題だと存じます。なぜなら【SDGs持続可能な開発目標】を実現できていないからです。SDGsは【あらゆる貧困をなくす】ことを主要な目標に始まったと理解しております。【貧困】はあらゆる問題を含んでいます。現に、一畑百貨店閉店による社員や取引先の【貧困化】はまったなしです。長い目で見れば市税減少・市民からの魅力減少・人口流出・子育ての困難化など【松江市の貧困化】につながると存じます。実際に、松江駅周辺の【ホテル閉館】はコロナ禍から起きています。これに加えて一畑百貨店の閉店は松江市中心部の危機的状況から松江市全体に渡る潜在的な危機の実体を示していると存じます。
では、実際に【どうするか?】です。私は【明石市】の駅前の様な【子供向けの施設を充実させる】ことを提案します。前明石市長曰く「子供に投資すれば商店街活性化するし、高齢者も住みやすくなる」とのことです。
松江駅はイオンが近くにあり、子供向けにし易い環境があります。加えて、駅前の狭い道路による市民が敬遠していた中心部への車移動においても新しくモビリティ社会に適応した施設をつくり、子育て世帯に集中投資をして人口増・地域商店売上増・税収増による松江版SDGsとも言える持続可能な自発的循環型社会が実現すると存じます。一度、前明石市長とご対談されれば良いと存じます。
ご意見に対する回答
JR松江駅前の再整備につきましては、平成28年からその必要性や課題などについて検討を開始し、一畑百貨店を含めた関係者の皆様と意見交換を重ねてまいりました。しかしながら、コロナ禍による地域経済の停滞や将来見通しの不透明感から検討が進んでおらず、今後具体的なプランの立案を図っていく必要があるものと認識しております。
本市としましては、一畑百貨店閉店後の跡地利用について、所有者である一畑電気鉄道の考えを伺いながら、JR松江駅前の再整備を含む中心市街地の活性化策について、官民連携の下で検討を進めてまいりたいと考えております。
こども向け施設の充実などのご提案につきましても、賑わい創出や子育て支援のアイデアとして参考にさせていただきます。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2024年01月11日