水郷祭の反省と検証について(受付日:2023年8月30日)

更新日:2024年01月12日

寄せられたご意見

 

行政主導の反省と検証では、来年も同じ失敗を繰り返す可能性が高いので、民間主導、市はオブザーバーで、第3者の厳しい意見を真摯に受け入れる検証体制を構築しなければならない。

当初の予想通り、今年の社会実験は「失敗」に終わった。

理由として、

知名度・ブランド力の向上に拘り、無駄に打上数を増やしたこと。(経費増大)

有料席の販売に固執し、無料→有料となったエリアの周知徹底が明らかに不十分だった。(現場の写真に規制エリアの線を引いたものを示す、現場に視認性を高めた看板とポールガイド設置するなど)

有料席を誰に売りたいかが不明瞭だった。(市民向けは5000円未満で安く売るべきだった)

そもそも、致命的なコミュニケーション不足が、混乱と不満を招いた原因であり、有料席の売れ残り以前の問題である。

 

ご意見に対する回答

 

今年の湖上花火大会は、花火打上経費や警備費が高騰する状況において、例年の企業協賛金と本市の負担金に依存する形での開催は困難と見込まれる中、宍道湖岸の公共空間に有料観覧席を設けその収益を財源とすることで、将来にわたり持続可能な花火大会とすべく開催いたしました。

同時に、全国から注目される西日本最大級の花火大会とすることで、「水の都・松江」の知名度・ブランド力の向上を図るため、花火の打上発数や台船数を拡充して開催したものとなります。

有料観覧席については、指定席がほぼ完売し相応のニーズがあることが確認できた一方で、旅行会社への情報の浸透が十分でなかったことや、価格の設定、いわゆる「ブロック席(有料自由席)」のあり方などに課題があるものと認識しております。

なお、湖上花火大会を含む松江水郷祭の検証・考察につきましては、その実施主体であり、本市のほか民間企業を中心に40者超の団体で構成される「松江水郷祭推進会議」において行われることとなっております。

来年以降の開催方針については、9月20日まで実施していたアンケート調査の結果や、10月上旬に開催する市民ワークショップにおけるご意見を踏まえて、「松江水郷祭推進会議」において検討し、決定され次第皆様にお伝えいたします。

 

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電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
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