野良猫保護への補助金について(受付日:2023年8月28日)

更新日:2024年02月14日

寄せられたご意見

 

うちでは3匹の猫を飼っていて、みんな近所の野良猫でした。そのうち3匹目は、野良の妊娠猫を保護したときに生まれた子どもです。とにかく野良猫が多く、病気の猫、お腹が膨らんだ猫など見かける猫たちは骨が浮き出るくらい痩せ細っています。ごはんをあげたくなってしまいます。ですが、ごはんあげるということは、保護し、手術をしなければならないとわたしは思っています。個人のお金では限界があります。これまでも、野良猫ですので、検査、ワクチン、手術と高額なお金がかかりました。だから保護したくても、キャパオーバーなんです。

助けたい気持ちがあっても、現実はお金と家にスペースがないこと、すでに保護した猫がいることで、見て見ぬふりになってしまっているのが心苦しいです。

動物愛護にも力を入れて補助金があればいいのにって強く思っています。保護団体さんも野良猫に関しては積極的ではなくて、結局は個人でどうにかしていかないといけないのが現状です。

例えば、地区ごとで補助金申請して、地区の野良猫を一斉捕獲してTNRをすると確実に野良猫は減ります。地域の人の理解を得るには個人ではとても大変で、松江市から地区に対して義務までは難しいと思いますが、補助金を出すので協力を得られないか呼びかけのようなことを積極的にできませんか?

地域で猫好きな方もおられるはずなので、そのような方の協力を募って、みんで地域猫を守れるような、松江市の動物愛護にしていけないですか?〔原文のまま〕

まずは手術をしないと子猫が生まれます。外ではほとんど生きてはいけないです。カラス、雄猫に食べられる、暑さ寒さに苦しむ、餓死する。道路で死んでいる猫も当たり前かのようになっていますよね。もともとは飼い猫なんです。

 

ご意見に対する回答

 

ご指摘のとおり、野良猫は餌やりをするだけでは増える一方であり、その中には病気のまま適切に処置がされない猫や、生きていくことが難しい猫も出てきます。そうした猫を適切に飼養するために費用や場所が必要であるところ、保護猫ボランティアの皆様のご厚意で一定数の猫が救われていると認識しています。

野良猫については、捕獲に関する法的な定めがなく、松江保健所では、周辺環境に悪影響を及ぼすなど必要な場合に限って引き取りを行っています。

引き取った野良猫を新たな飼い主に譲渡する際には、不妊去勢手術の実施や屋内で飼うことなどについて誓約していただいたうえで、本市が不妊去勢手術に要する費用の一部を負担しています。

また、本市では、無責任な餌やりをしないことについて啓発・周知を行うとともに、島根県が「島根県動物愛護管理推進計画」に基づいて実施する「地域猫活動」に協力しています。この活動は、登録いただいた地域住民の方から野良猫を保健所でお預かりし、不妊去勢手術を施した後にお返しするものであり、手術費用をご負担いただくことはありません。なお、お返しした野良猫は地域で餌やりや排泄物の清掃などに関するルールを設けたうえで見守りを行っていただいており、この活動を通じて野良猫の繁殖の防止を図っております。

今後、より良い野良猫対策を検討するに当たり、このたびいただきましたご意見を参考にさせていただきます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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