高齢者に寄りそった医療政策が立てられていないことについて(受付日:2023年8月31日)

更新日:2024年02月14日

寄せられたご意見

 

母は松江市在住です。数年前に父が他界し、高齢の母ひとりで暮らしています。

先日、医療政策短期特別研修を受講した際に、松江市(島根県)は高齢者に寄り添った医療政策が立てられていないと感じました。

父は要介護者でしたが、受けられた医療/介護サービスは、市立病院での診療のみでした。父が自身で自動車が運転できなくなってからは、(母は目が悪く自動車免許証は早くに返納していましたので)近所にしか出かけられません。

送迎付きのサービスも当然提供はされていますが、情報を得るきっかけがありません。情報化社会と言っても高齢者の情報収集手段は変わりません。テレビや新聞です。過去の市民の声も見ましたが、高齢者からの投稿は少なそう。手段が投稿にフォームの場合、ほとんどの高齢者はやらないです。つまり、高齢者は情報を得ることも届けることもできません。医療だけではありません。

夜になると該当が少ないため街が暗く、歩道も凸凹していますので高齢者は歩けません。ロコモ等の予防で散歩をしようにも夜はできません。日本でも早くから過疎や高齢化が進んだ地域の一つとして、見本となる政策が行われていてもおかしくない地域で、老老介護を経て独居高齢者となった母が安心して暮らせる松江市にはならないものでしょうか。

市長さんや市役所の職員が、改めて政策を学ばれるのもいいかもしれません。

夢や希望を抱ける社会だけが良い社会ではないです。意見を言える人だけに向き合った政治でいいのでしょうか。健康で定期的に医療サービスを受けていない高齢者が、急に病気になったときどこに行っていいか分からず、孤独死するような今の状況を改善し、子供から大人、高齢者までみんながこういうときどうする?を知ってる松江市になることを期待します。

 

ご意見に対する回答

 

本市では、ご高齢の方に関するご相談をお受けする「よろず相談所」として、市内6ヶ所に地域包括センター(参考)を設けております。同センターでは、高齢の方ご本人のみならず、ご家族、ケアマネジャー、民生委員、医療機関などからの相談に対応しておりまして、有効な支援メニューや手続き・窓口を紹介しております。また、必要に応じて相談者のご自宅を訪問するなどして、市民の皆様のお悩みや困り事に寄り添って対応しておりますので、ぜひご活用ください。

(参考)地域包括支援センターについては、右記のQRコードから詳細をご確認ください。

〔URL〕http://www.shakyou-matsue.jp/chss/index.html

 

また、ご高齢の方にも行政情報が届くように、「市報松江」やケーブルテレビなどを使い積極的に情報発信しております。今後も、多様な媒体を用いて、わかりやすい情報発信に努めてまいります。

なお、市民の皆様からの「市長への手紙」をはじめとするお問い合わせやご意見については、インターネットのフォームでの投稿に限らず、郵送でのご連絡なども受け付けております。引き続き、市民の皆様が気軽に本市までご意見をお寄せいただけるよう、工夫してまいります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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