火葬炉不足に対する提案について(受付日:2023年10月16日)

更新日:2024年02月14日

寄せられたご意見

2030年問題の「火葬待ち」についてご提案申し上げます。

2030年になると、私たち団塊の世代の終活もいよいよゴールの平均寿命に到達し、いつお迎えが来てもおかしくないお年頃に到達します。しかし、松江市の火葬場は大庭町の一か所で、何日も待たないと、焼いてもらえないようで、大変心配をしています。

一族郎党がみんな近くにいればよいのですが、県外に出て行った子供たちも何日も待てないと帰ってしまいます。お見送りもなく一人で焼かれるのもやっぱりさみしいと考えます。そのうえ二酸化炭素の塊であるドライアイスはSDGsの運動に反し、死んでからも地球に迷惑を掛けるのは本意ではありません。かといって、すぐに火葬場を建設しようにも、総論賛成、自分の地域なら絶対反対で、25年でできれば大変ハッピーです。

しかし今から25年後と言ったら団塊の世代も100歳でほとんど残っていません。できたころには閑古鳥が鳴いている状態でしょうか。

今の施設のまま、焼きスペースを2倍にできる方法があります。これなら反対運動も起こらないと思います。

生涯現役。”お迎えが来るまでおもしろく‼”をモットーに走り続けています。

何卒ご検討頂きご採用頂けることを願っております。

宜しくお願い申し上げます。

ご意見に対する回答

現在、松江市民の方が利用できる火葬場として、松江市斎場、玉井斎場及び三刀屋斎場の3斎場があります。

このうち、松江市全体の約9割の火葬を行う松江市斎場では、1日あたり9件、年間約3,200件の火葬が可能です。令和4年度の火葬実績は2,357件であることから、現在の施設規模で対応できているものと捉えております。

なお、火葬件数が増加する冬場などにおいて、最大3日の利用待ちが発生した実績があるものの、これに対して寄せられた苦情はわずかであり、現状の松江市斎場の運営について市民の皆様に一定のご理解をいただいているものと受け止めております。

一方で、ご指摘のとおり、「団塊の世代」が80歳を迎える2035年頃から、利用件数が一時的に増加するものと推測されます。

松江市斎場に関しては、供用開始から35年が経過し、火葬炉の老朽化が進んでいることから、今後の更新期に合わせて、できるだけ利用待ちが発生しない方策を検討してまいりたいと考えております。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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