松江カントリー太陽光発電事業所計画について(受付日:2023年11月2日)

更新日:2024年02月14日

寄せられたご意見

松江市がSDGs未来都市にダブル選定されたことをとてもうれしく思っている一市民です。

さて私は、今年10月22日に松江カントリー太陽光発電所事業の説明会(法吉公民館)に出席しました。説明会のあと、あらためて知りたいこと・確認したいことが湧いてきていますが、一市民ではどうしようもできないので、勇気を出して、2点お願いしてみようとこの投稿させていただきます。

(1)事業者への問い合わせについて:松江市が窓口になっていただけるとうれしいです。問い合わせ先は開示されていますが、一市民の私は問合わせる勇気がありません。先方に個人を特定されるのも怖いからです。

私が質問したいことは、例えば、パネルはどこで生産されている?安全な廃棄方法はどのように?ところで何枚敷き詰めるの?何万枚もあるパネルの細かな破損や不調はどうやって管理するの?事業を撤退するときの原状回復は?・・など素朴な疑問です。

事実を知ることが大事だと思っています。

(2)松江カントリー太陽光発電事業所計画について、“市長と市民が語る会”を開いていただけるとうれしいです。法吉という一地区で論議する問題ではなく、松江の宝:宍道湖にかかわること、松江市全域の市民の生活にかかわる事態だと思うからです。

「2030年のあるべき姿」という未来都市まつえの視座、私は宍道湖が好きです。今を生きる子どもたちが将来おとなになったとき、「水の都 松江」というフレーズが昔話になっていないことを望んでいます。子どもたちのためにも、是非話し合いの場を開いていただけるようご検討ください。

以上。よろしくご検討くださいますよう、お願いいたします。

ご意見に対する回答

松江カントリークラブ跡地における太陽光発電の事業計画についてご意見をお寄せいただき、重ねてお礼申し上げます。

いただきましたご質問事項につきまして、事業者に確認しておりましたことから、回答が遅くなり失礼いたしました。事業者から回答を得ましたので、以下の通りお伝えいたします。

(1)パネルの生産地について

使用する太陽光パネルとしては、国のガイドラインに定められた規格を満たしたメーカーの製品を予定しており、現在メーカーを検討中です。

(2)パネルの廃棄方法について

太陽光発電設備の廃棄処分等に関しては、関係法令や各種ガイドラインを遵守し、環境汚染等が生じないよう適切な方法に則って廃棄します。

(3)パネルの敷設枚数について

現在、パネルのメーカー、型式、敷設場所などを検討中です。今後、施工会社を起用し、パネルの枚数等を含めて詳細を検討してまいります。

(4)パネルの管理方法について

太陽光発電所の運営管理で最も重要なのは、保守管理体制をしっかり整えることと、発電所のトラブルを速やかに察知し対応することです。保守管理については、国内での保守管理実績が多い企業に委託する予定です。保守管理を行うため、専任の電気主任技術者や保安スタッフチームが松江市内に開設予定の現場管理事務所に駐在することを見込んでおり、発電所にトラブルがないか24時間体制で遠隔監視を行い、緊急時は電気主任技術者が2時間以内に駆けつける体制を整えます。

(5)事業撤退時の原状回復について

事業期間終了後は、売電価格、電力需要、諸制度、設備の状態等を総合的に検討して事業の継続について判断することになりますが、当社としては、その継続に向けて積極的に取り組みたいと考えております。本事業が完全に終了した後は、原則として全施設を撤去し、可能な限り原状回復を行う予定です。

なお、本市から事業者に対して、誰でも参加できる住民説明会の開催、事業内容についての情報発信、広く質問や意見を聴くことのできる仕組みの構築を求めておりまして、今後事業者と具体的な協議を行う予定です。

引き続き本市として、事業者による地域とのコミュニケーション、災害や自然環境に配慮した立地場所の選定、関連する法令の遵守をはじめとして、適切な維持管理、安心・安全の確保などを前提に事業がなされるよう、必要な助言や指導を行ってまいります。

事業者に対する質問事項につきまして、直接お問い合わせされることに不安がございましたら、本市環境エネルギー課(電話:0852-55-5278)まで、お気軽にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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